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「自分はすごいと勘違いしてしまう」コーチデビューの柿谷曜一朗が語った若い選手への“懸念点”は?「そっとしておいてあげてほしい」

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年02月09日

「興味は正直ちょっとだけ持ちました」

U-18Jリーグ選抜のコーチを務めた柿谷氏。(C)SOCCER DIGEST

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 2月8日に『NEXT GENERATION MATCH』が開催。日本高校サッカー選抜に4-1で快勝したU-18Jリーグ選抜で、柿谷曜一朗氏はキャリアで初めてコーチを務めた。

 昨シーズン限りで現役を引退した柿谷氏は、最初で最後の指導者を経験。試合後には、「改めて指導者は向いてないなとしっかり感じることができた」として、コーチはこれが最後だと強調した。

 ただ、短時間ではあったが、子どもたちを見守るなかで指導者への興味も多少芽生えたようで、こう明かした。
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「本当にひとり一人技術があって、面白い選手がたくさんいた。もちろんここに選ばれてない中にも、たくさん将来の日本代表になる選手がJリーグの下部組織の中にはたくさんいると思う。ほかにもどういう選手がいるのかな、という興味は正直ちょっとだけ持ちました」

 日本サッカー界屈指のテクニシャンは最後に、若い選手たちとメディアに向けて提言。「これだけSNSなど発信する場所が増えて、やっぱり自分はすごいと勘違いしてしまう選手も絶対出てくると思う。ただ、それをも押しのけて活躍するのが一流だと僕は思いますけど、それで潰れてしまう選手はもちろんいるので、本当にそっとしておいてあげてほしい」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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