「すごく愛情みたいなものがそれだけ湧くんだなって」
『NEXT GENERATION MATCH』のU-18Jリーグ選抜対日本高校サッカー選抜が2月8日、国立競技場で開催。4-1で勝利を収めたU-18Jリーグ選抜でコーチを務めたのは、2024シーズン限りで現役を退いた柿谷曜一朗氏だ。
堂々とベンチに座った柿谷コーチは、19分に吉田湊海が決めた先制ゴールのシーンでベンチを飛び出し、笑顔でほかスタッフらとハイタッチ。選手たちを祝福する姿が印象的だった。
試合後、柿谷氏は今回の試合や経験をこう振り返る。
「本当にこの先の日本を背負っていくようなプレイヤーたちと、一瞬だけでしたけど一緒に戦えたのは僕にとってもすごくいい経験になりました。本当に短い間でしたけど、(選手に)すごく愛情みたいなものが湧くんだなって。指導者の人たちは、この気持ちがたまらないだろうなとちょっと感じました」
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堂々とベンチに座った柿谷コーチは、19分に吉田湊海が決めた先制ゴールのシーンでベンチを飛び出し、笑顔でほかスタッフらとハイタッチ。選手たちを祝福する姿が印象的だった。
試合後、柿谷氏は今回の試合や経験をこう振り返る。
「本当にこの先の日本を背負っていくようなプレイヤーたちと、一瞬だけでしたけど一緒に戦えたのは僕にとってもすごくいい経験になりました。本当に短い間でしたけど、(選手に)すごく愛情みたいなものが湧くんだなって。指導者の人たちは、この気持ちがたまらないだろうなとちょっと感じました」
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ただコーチとしてはこれが最後だと強調。「改めて指導者は向いてないなとしっかり感じることができた。自分の感覚は間違ってなかったんだなって」と語った柿谷氏は、「次は何をやる?」との質問に対しては、こう答えた。
「(指導者は)しんどいやろなと思いましたね。改めてこの指導者というかコーチ、1試合通して試合を見ただけですけど、選手と同じくらいとは言わないけどしんどかった」
(次に)やりたいことのイメージっていうよりは、ある程度、自分で考えている中でも、もちろんサッカーには携わっていきたいし、携わっていかなければならないとは思っています。ただ(指導者は)ちょっと近すぎるかなって。コーチという立場では、僕はライセンスを何も持っていませんし…」
指導者以外の道に進むと明言した日本サッカー界屈指のテクニシャンは、どんな第2のキャリアを進むのか、注目だ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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