「自分たちが慌ててしまうところがあった」
1月16日に行なわれた敵地でのイプスウィッチ戦。リーグ戦では3戦ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた三笘薫の挙げた今季4点目のゴールが、チームに勝利を呼び込んだ。苦しみながら掴んだ9戦ぶりのリーグ戦での勝ち星に、試合後の三笘は「きょうは結果が出て良かった」と安どの表情を見せた。
ブライトンは下位に低迷する昇格組を相手に序盤からボールを握り、支配率を高めていく。左サイドハーフに入った三笘もその流れに乗り、敵陣で精力的に動き回る。13分には、中央でこぼれ球を拾いすかさずミドルシュート。クリーンヒットとはいかなかったものの、チーム初の枠内シュートを放った。
積極性が目立ち、その姿からは昨年11月下旬のサウサンプトン戦以来8戦ぶりとなるゴールの可能性が感じられた。試合後、「僕自身も結果を求められていた」と、2戦連続スタメンを外れたことへの危機感を明かし、強い気持ちでこの試合に臨んでいたことも伺えた。
しかし前半20分ごろまでほぼ自陣からボールを出せなかったイプスウィッチは、守りを固めてこの時間帯を乗り切ると、ポートマンロードに集まったホームのファンの後押しにも助けられ、徐々に相手の攻撃を押し返し流れを掴む。FWリアム・デラップを中心にブライトンゴールに迫り、前半の45分間でクリアチャンスが多かったのもホームサイドとなっていた。
【動画】渾身の右足シュート!三笘の記録達成弾
ブライトンは下位に低迷する昇格組を相手に序盤からボールを握り、支配率を高めていく。左サイドハーフに入った三笘もその流れに乗り、敵陣で精力的に動き回る。13分には、中央でこぼれ球を拾いすかさずミドルシュート。クリーンヒットとはいかなかったものの、チーム初の枠内シュートを放った。
積極性が目立ち、その姿からは昨年11月下旬のサウサンプトン戦以来8戦ぶりとなるゴールの可能性が感じられた。試合後、「僕自身も結果を求められていた」と、2戦連続スタメンを外れたことへの危機感を明かし、強い気持ちでこの試合に臨んでいたことも伺えた。
しかし前半20分ごろまでほぼ自陣からボールを出せなかったイプスウィッチは、守りを固めてこの時間帯を乗り切ると、ポートマンロードに集まったホームのファンの後押しにも助けられ、徐々に相手の攻撃を押し返し流れを掴む。FWリアム・デラップを中心にブライトンゴールに迫り、前半の45分間でクリアチャンスが多かったのもホームサイドとなっていた。
【動画】渾身の右足シュート!三笘の記録達成弾
ブライトンが勝ち星から見放された8試合。試合のペースを掴みながらも得点につなげられず、勢いを薄なっていって逆に失点を許す。内容は悪くなくとも、最終的に引き分け、もしくはリードされたままで90分間を終える形は、直近の約2か月近くの間に幾度も目にした光景でもあった。
平日夜に開催されたこの試合。移動時間に約4時間を費やしてスタジアムを訪れたブライトンサポーターが送る声援は、前半終了の頃にはボリュームダウンしていった。「またか...」という心配する暗い雰囲気は、彼らの陣取ったスタジアムの一角から伝わってきたし、シーガルズベンチからも“どんより感”が垣間見れた。
しかし、そんな流れを断ち切ったのが、日本代表のウインガーだった。前半の展開について、「押し込んでもイージーなパスミスだったりで流れが相手に行ってしまった。ボール持っていたが自分たちが慌ててしまうところがあった」とし、そのなかで前半を無失点で終えたことが重要だったと述べた。
平日夜に開催されたこの試合。移動時間に約4時間を費やしてスタジアムを訪れたブライトンサポーターが送る声援は、前半終了の頃にはボリュームダウンしていった。「またか...」という心配する暗い雰囲気は、彼らの陣取ったスタジアムの一角から伝わってきたし、シーガルズベンチからも“どんより感”が垣間見れた。
しかし、そんな流れを断ち切ったのが、日本代表のウインガーだった。前半の展開について、「押し込んでもイージーなパスミスだったりで流れが相手に行ってしまった。ボール持っていたが自分たちが慌ててしまうところがあった」とし、そのなかで前半を無失点で終えたことが重要だったと述べた。