指揮官の答は実にシンプル
[高校選手権・決勝]前橋育英(群馬)1(9PK8)1流経大柏(千葉)/1月13日/国立競技場
2025年1月13日に開催された高校サッカー選手権決勝はハイレベルな攻防の末にPK戦を制した前橋育英の勝利という結果に終わった。緊張感マックスのPK戦で注目されたのが、その激闘を見つめる前橋育英の山田耕介監督の様子だった。
これを決めれば前橋育英の勝利というシチュエーションで白井誠也がPKを外した直後、その場に倒れ込むなど“様々な顔”を見せてくれた。
なかでも気になったのが、前橋育英の選手たちが蹴る直前の姿だ。目を閉じていたシーンがあったのである。なぜPKを見ないのか。山田監督の答は実にシンプルだった。
「お願いしています。神様に。(直視できないので)お願いしますという感じです」
【動画】PK戦で2本ストップ! 前橋育英の守護神・藤原優希のスーパーセーブ!
2025年1月13日に開催された高校サッカー選手権決勝はハイレベルな攻防の末にPK戦を制した前橋育英の勝利という結果に終わった。緊張感マックスのPK戦で注目されたのが、その激闘を見つめる前橋育英の山田耕介監督の様子だった。
これを決めれば前橋育英の勝利というシチュエーションで白井誠也がPKを外した直後、その場に倒れ込むなど“様々な顔”を見せてくれた。
なかでも気になったのが、前橋育英の選手たちが蹴る直前の姿だ。目を閉じていたシーンがあったのである。なぜPKを見ないのか。山田監督の答は実にシンプルだった。
「お願いしています。神様に。(直視できないので)お願いしますという感じです」
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そういえば、かつて日本代表を率いた名将イビチャ・オシムがオーストラリアとのアジアカップ準々決勝でPK戦になった時、ロッカールームに戻ったことがあった。当時、この指揮官はPK戦で勝利したあと、こんな言葉を残した。
「PKは嫌い。心臓に悪いから」
前橋育英の山田監督も同じ心境だったのかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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「PKは嫌い。心臓に悪いから」
前橋育英の山田監督も同じ心境だったのかもしれない。
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