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「納得いっていない。見つめ直さないと」6-1の大勝も全得点に絡んだ堀越・三鴨奏太がそう反省した理由【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年01月02日

三鴨ショーと言ってもいい展開だったが

松山北戦で4ゴールを決めた三鴨。写真:福富倖希

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[高校選手権・3回戦]堀越(東京A) 6−1 松山北(愛媛)/1月2日/駒沢陸上競技場

 2025年1月2日、駒沢陸上競技場では高校サッカー選手権3回戦、堀越と松山北の一戦が行なわれた。

 立ち上がりからボールを支配したのは堀越。10番の三鴨奏太(2年)を軸にリズミカルなパスワークで攻め込み、前半4分にいきなりビッグチャンスを迎える場面もあった。

 そして前半6分には三鴨の技ありループシュートで先制。テクニシャン三鴨の持ち味が存分に発揮された一撃で、堀越が幸先よくリードを奪った。

 思うようにボールを回せない松山北を横目に堀越は前半16分、再び三鴨のゴール(狙いすましたミドルシュート)でネットを揺らす。“三鴨ショー”と言っても大袈裟ではない展開で、堀越が2-0とした。

 前半25分に三鴨の落としを綺麗に蹴り込んだ?橋李来(2年)のゴールでリードを3点に広げた堀越はそこから1点を返されるも、同34分に森奏(3年)の、その5分後には三鴨のいずれもヘディングシュートで加点。前半だけで5ゴールと攻撃力の高さを示した。
 
 後半に入っても攻撃の手を緩めない堀越は、後半6分に三鴨のゴールで6-1とリードを広げた。結局、ゲームはこのままタイムアップ。しかし、試合後、堀越の選手たちにそこまで喜びの色はなかった。キャプテンの竹内利樹人(3年)が「失点が悔やまれる」と言えば、全6得点に絡んだ三鴨も次のように述べていた。

「(自分の出来に)納得いっていないし、チームとして1失点。ここを見つめ直さないと、次、絶対に負けてしまう。6得点よりも外したプレーのほうが印象に残っているので。やられてしまったところを意識して次に臨みたいです」

 勝って兜の緒を締めよ、そんなスタンスが彼らの言葉からは感じられた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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