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「我々からすれば信じられない」「『さすがだね、サッカーする前に負けちゃうよ』って言っていたんですけど」同じ宿舎だった青森山田の初戦敗退に松山北の指揮官は驚愕【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年01月01日

「我々の2勝も信じられない」

松山北を3回戦に導いた兵頭監督。写真:早草紀子

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[高校選手権・2回戦]松山北(愛媛)1−0 龍谷富山(富山)/12月31日/味の素フィールド西が丘

 高校サッカーの初戦を戦うチームを取材するたびに思う。「監督、スタッフ、選手たちはこの日のためにどれだけの時間を費やしてきたのか、わずか80分で敗退の2文字を突きつけられる高校もあるわけだから残酷だ」と。

 12月28日に開幕した高校サッカー選手権はすでにベスト16に絞られている。年明けを待たずに32校が姿を消し、その中には優勝候補と目された青森山田、注目の日章学園も含まれていた。

 そうした背景もあったので、龍谷富山を下した松山北の兵頭龍哉監督に以下の質問をしてみた。

「青森山田や日章学園が敗れる中、松山北はベスト16に進んでいます。この現実をどう捉え、選手権で勝つ難しさをどう感じていますか」

 すると、兵頭監督は「青森山田さんと同じ宿舎で」と話し始めた。
 
「そこでもビシッとしていますし、青森山田さんは(開会式の)入場行進を見ても『やっぱり日本一になるチームは違う』と。キャプテンに『さすがだね、サッカーする前に負けちゃうよ』って言っていたんですけど。そういうチームが全国大会の初戦で負けるなんて我々からすれば信じられない。それと似た意味で我々の2勝も信じられないです(笑)」

 驚きを隠せない様子の兵頭監督だが、トーナメント戦に波乱は付き物。運に左右される部分もあるし、だから、面白いという側面もある。

 もっとも、松山北が今大会で1勝ではなく、2勝できたのは決して偶然ではない。チーム一丸となってしっかり準備してきたからこその全国2勝である。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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