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「タケの祭り」「勝ちたければ、彼を起用すればいい」躍動する久保建英をソシエダ番記者が絶賛!「ラウール的な要素が…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年12月15日

勝ちたければ、俺を起用しろとアピールし続けてきた

チームの2点目をお膳立てした久保。(C) Getty Images

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 私は、ホルヘ・バルダーノが語るラウール・ゴンサレスのレアル・マドリーでのデビューを巡るエピソードが大好きだ。

 1994年10月、ラ・リーガのサラゴサ戦だった。「数分後に公表するスタメンに君も名前を連ねている。先に教えているのは、君が怖気つかないためだ」。レアル・マドリーを率いていたバルダーノが説明すると、その返しが当時17歳の青年とは思えないものだった。

「あなたが知っていることだ。勝ちたいなら、私を起用すればいいし、負けてもいいなら、試合に出さなければいい」

 自信に満ち溢れているというか、怖いもの知らずというか、小生意気というか。現在のレアル・ソシエダで、そうしたラウール的な要素が最も顕著に感じ取られる選手がタケ・クボ(久保建英)だ。

 これまでプレーだけでなく、それ以外でも、例えば今シーズンのエスパニョール戦でのゴール―パフォーマンスのように、勝ちたければ、俺を起用しろと周りにアピールし続けてきた。ヨーロッパリーグ(EL)のディナモ・キーウ戦もその例に漏れなかったが、ただ何分、力の差がありすぎた。
 
 前半32過ぎで3-0というスコアは、今なお続く戦争の影響により、東欧の雄の面影がなくなってしまったキーウとソシエダの実力差でもあったが、難を付ければ、いただけないのはその後だった。

 ELはチャンピオンズリーグと同様に、リーグ戦の上位8チームが決勝トーナメントに進出し、9位から24位のチームはホーム&アウェイ形式の決勝トーナメントプレーオフに回る。ポイントは勝点が並んだ場合の順位の決め方で、第一に得失点差、第二に総得点数が多いチームが上位となる。このレギュレーションにより、各チームともゴールへの積極性が増しており、ソシエダもできればさらに得点を上乗せしたかったところだが、後半、失速した。

 とはいえ、理想を言えばきりがないことも事実だ。勝利がマストだった試合に勝つことは決して簡単ではなく、ましてや舞台が欧州ならなおさらだ。最近の戦いぶりを見ていて感じるのはこのチームに限界はないということだ。シーズン序盤のもたつきを考えれば、よくここまで巻き返したと言える。
 
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