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「(監督が)納得いかないことは分かっていた」欧州1年目の毎熊晟矢はなぜ不振を脱却できたのか。アヤックス撃破後に語った“今の自分”になるまで【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2024年12月09日

「大事な局面だった。この勝ちは大きい」

今年6月にC大阪からオランダのAZに完全移籍した毎熊。(C)Getty Images

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 AZは12月8日、アヤックスとのノールト・ホーラント州ダービーを2-1で制した。右SBとして先発した毎熊晟矢は90分間プレー。後半アディショルタイム5分間の逃げ切りをデンソ・カシウスに託し、ベンチで戦況を見守った毎熊は、AZの勝利を告げるタイムアップの笛が鳴ると、味方と抱き合って喜びを爆発させた。

「サポーターの熱気を感じながら、ホームゲームらしい戦いができたと思います。2点を先行した後、ちょっと嫌な時間帯(81分)に失点してしまった。今まで、失点した後すぐに入れられていたのに対し、今日は耐えることが出来ました。そのことをプラスに捉えていいと思います」

 AZが優勢に試合を進めるなか、前半は「試合に全然絡めなかった」と振り返る。その理由をこうだ。

「アヤックスの10番の選手(チュバ・アクポン)が、AZの右のCB(ウーター・フース)に対して、僕へのパスコースを完全に切るように守備をしていました。そのため、前半の僕は全くボールに触れることが出来なかったんです。だけど、前半のAZは左サイドからどんどんボールを運べていたので、そんなに変えなくてもいいかなと思ってプレーしていました」
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 後半に入ると毎熊は完璧なクロスを味方に蹴り込むなど、効果的な攻撃参加を増やしていった。

「自分も(試合に)参加したいという気持ちがあった。後半はポジショニングを変えながらうまく絡めたと思います」

 一時の不調から脱したAZは、これでリーグ戦3連勝。今季のオランダリーグは早くもPSVの優勝で堅いと見られており、2位争いに注目が集まる。現在2位のユトレヒトとの差は勝点9もあるものの、6位のAZもここから来季のCL出場権争いに参戦したいところ。

「ここから上の順位に向かって行くか、下を見ながら試合をしていくか、大事な局面だった。この勝ちは大きいと思います」
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