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町田の逆転優勝に望みをつないだ相馬勇紀。キレキレ突破で決勝点を演出「選手としてひとつ強くなれているかな」

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2024年12月01日

片足のダブルタッチで翻弄

相馬のドリブル突破が決勝点を生み出した。写真:鈴木颯太朗

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[J1第37節]町田 1-0 京都/11月30日/町田GIONスタジアム

 J1初挑戦ながら優勝争いに絡む3位の町田は11月30日、ホーム最終戦で京都と対戦。67分に相手のオウンゴールで得た1点を守り切り、1-0で勝利を収めた。

 この結果、町田は勝点66、得失点+22で暫定2位に浮上。同時刻に行なわれた首位の神戸が柏と1-1で引き分け、勝点69、得失点+22となったため、最終節での逆転優勝に望みをつないだ。

 拮抗した展開のなかで、決勝点を引き寄せたのが相馬勇紀だ。林幸多郎が展開したボールを左サイドで受けると、マークについたDF宮本優太を「同じタッチから一歩、わざと相手が止まらなきゃいけない内側の位置に優しくタッチを入れた」という片足のダブルタッチで翻弄し、ゴールライン際からクロスを供給した。これが相手のDFとGKをかすめてネットに吸い込まれたのだ。
【動画】相馬勇紀の華麗な突破が決勝点を生み出す!
 今夏に町田に加入した相馬は、古傷も抱え、メンバー外の時期もあった。先発した京都戦では「コンディションも自分的に上がって、今日は逆になんかちょっと身体が軽すぎて。だから(ボールが)足に付かない感じ」もあり、本調子とは言えなかったようだ。

 それでも、勝負どころで得意のドリブルで“違い”を生み出せたのは「メンタル的に進化できたところ」でもあった。

 夏までプレーしていたポルトガルのカーザ・ピアでは「自分が活躍しないと次のステージに進めないと思いながらプレーしていた」。そして、外してしまった決定機を振り返り、委縮するのではなく、次のチャンスを掴むためにポジティブな思考に変わっていったのだ。

「選手としてひとつ強くなれているところかなと思いますが、まだまだ。これが前半から3点を決められる選手になったらより進化できると思うので、そこをさらに磨いていきたい」

 逆転優勝の可能性を残した最終節は、古巣でもある鹿島が相手だ。精神力に磨きをかけた166センチの小柄なアタッカーが大仕事を果たせるか。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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