• トップ
  • ニュース一覧
  • 身を粉にしてピッチを駆け回る姿に感動。インドネシア戦で“日本の着火剤”となったアタッカー【W杯アジア最終予選/コラム】

身を粉にしてピッチを駆け回る姿に感動。インドネシア戦で“日本の着火剤”となったアタッカー【W杯アジア最終予選/コラム】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年11月16日

“ここにも前田が”との印象を残す

インドネシア戦で奮闘が光った前田。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

画像を見る

 2024年11月15日、日本が北中米ワールドカップ・アジア最終予選のインドネシア戦で勝利。苦しい時間帯がありながらも、35分にオウンゴールで先制すると、その5分後に南野拓実の一撃でリードを広げ、後半に守田英正、菅原由勢のゴールで加点と効率よく得点を重ねて勝点3を積み上げた(結果は4-0)。

 それなりにピンチもあった日本がそれでも無失点で乗り切れた一因は、途中出場した前田大然の奮闘がある。

 後半の頭、南野に代わって投入された前田は、3-4-2-1システムの左ウイングバックを担当。持ち前のスピードと切り替えの速さを主武器にオフェンスに絡みつつ、3バックの裏のスペースをケアした。

 ピンチになりそうな場面でスッと現れて危険なスペースを埋め、敵陣で相手ボールになればハイプレスで追い込む。さらに攻撃面で味方のスルーパスに反応してチャンスにも絡むなど、“ここにも前田が”との印象を残した。
 
 ゴールこそなかったが、こういう選手がいるとチームは活気づく。身を粉にしてピッチを駆け回る姿に感動したファン・サポーターは少なくないはずだ。後半、日本がやや勢いを失った時間帯にアグレッシブな守備で“着火剤”となったのは間違いなく彼で、彼の頑張りがチームメイトに勇気を与えたと言っても過言ではない。

 ピッチ上でチームを成り立たせるうえで、前田のような選手は不可欠。ゴールを決めたプレーヤーばかりにスポットライトを当てるのではなく、前田の奮闘にも拍手をおくりたい。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【記事】「階級がまるで違うじゃないか!」インドネシアを4発粉砕した森保ジャパンの“破壊力”に韓国メディアが絶句!「やはりアジア最強と目される」【W杯最終予選】

【画像】三笘薫、鎌田大地ら海外組がジャカルタ到着!私服で登場した日本代表戦士!
【関連記事】
「階級がまるで違うじゃないか!」インドネシアを4発粉砕した森保ジャパンの“破壊力”に韓国メディアが絶句!「やはりアジア最強と目される」【W杯最終予選】
「連係には度肝を抜かれた」「攻撃のバリエーションが多すぎる」森保Jに0-4完敗のインドネシア、母国ファンは日本の強さに脱帽!「どうしてこんなに守備が堅いんだ」【W杯最終予選】
「日本の強さを認めなければならない」帰化選手9人先発も完敗…インドネシアメディア“降参”。「バーレーンと中国よりはましな運命」とも【W杯最終予選】
日本の3バックはかなり怪しかった。それでもインドネシアをスコアで圧倒できた理由。両国の決定的な差とは?【W杯アジア最終予選/コラム】
「6~7割の力であっさり勝った」敵地でインドネシアを4発撃破した森保ジャパンに中国メディアが最大警戒!「過酷な再戦になると覚悟せよ」【W杯最終予選】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ