５月27日、マンチェスター・ユナイテッドがジョゼ・モウリーニョの新監督就任を発表した。2016-17シーズンからの３年契約（＋１年のオプション付き）、５月23日に解任されたルイス・ファン・ハールの後釜だ。
 
　モウリーニョは昨年12月にチェルシー監督の座を追われ、その後は様々なクラブとのコンタクトが囁かれたが、やはりもっとも有力視されていたユナイテッドと契約を締結。エド・エッドワード副会長は、次のようにコメントしている。
 
「ジョゼはヨーロッパで最高のマネジャーだ。イングランドを熟知しており、３度のプレミアリーグ制覇を経験している。マンチェスター・ユナイテッドは彼を歓迎する。彼の成功体験は、クラブにとって理想的だ」
 
「オールド・トラフォードで指揮を執る」という積年の夢を叶えたモウリーニョも、やはり喜びを隠さない。
 
「マンチェスター・ユナイテッドのマネジャーは、特別な栄誉です。世界的な人気を誇り、他のクラブにはない神秘性とロマンを持つクラブだからです。私はオールド・トラフォードとの親和性を常に感じていた。これまでもユナイテッドのファンからはあまり嫌われてなかったと思う。彼らのサポートを楽しみにしています」
 
　サー・アレックス・ファーガソン引退後は低迷が続く名門ユナイテッドを、モウリーニョはいかに立て直すのか。大きな注目が集まる。

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