現地時間９月14日に開催されたプレミアリーグ第４節で、今夏に菅原由勢が新加入したサウサンプトンがホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

　前節のブレントフォード戦（１－３）でプレミア初ゴールを決めた菅原が４－４－２の右SBで先発したサウサンプトンは、７分にチャンスを迎える。右サイドからドリブルで仕掛けたディブリングが左足の狙いすましたシュートを放つも、GKオナナの好守に阻まれる。

　15分には左サイドを崩され、エリクセンの折り返しをジルクゼーにダイレクトで合わせられたが、GKラムズデールがセーブ。こぼれたボールは菅原がクリアした。

　23分、右サイドを抜け出した菅原が中に切り込んで左足でシュート性のクロスを供給するも、デ・リフトにブロックされる。さらにその５分後には、日本代表DFの右サイドからのFKにウゴチュクが頭で合わせるも、ゴールの上に外れた。

　攻め立てるサウサンプトンは33分、右サイドから突破を図ったディブリングがボックス内でダロに倒されてPKを獲得。しかしアーチャーのキックは、GKオナナに止められた。

　これで流れが変わると、２分後にブルーノ・フェルナンデスのクロスからデ・リフトにヘディングシュートを叩き込まれて先制を許す。41分には、自陣ボックス手前の右からラッシュフォードに鮮やかなコントロールショットを決められて追加点を献上。このまま２点ビハインドで前半を終える。
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　後半に入っても劣勢が続くホームチームは60分、ペナルティエリア手前の右寄りからラッシュフォードにミドルシュートを浴びたが、GKラムズデールが好セーブで凌いだ。

　その後も思うようにチャンスを作れないサウサンプトンだったが、76分にカウンターから自陣中央でボールを受けた菅原が右サイドに展開。パスをもらったコルネがクロスを狙ったが、マルティネスにブロックされた。

　反撃に出たいところだったが、79分に危険なタックルでガルナチョを倒したスティーブンスがレッドカードを受けて退場。数的不利となったサウサンプトンは、アディショナルタイムにもガルナチョにダメ押し弾を奪われた。

　このまま０－３で終了し、敗れたサウサンプトンはプレミアリーグでは開幕４連敗となった。次戦は17日にカラバオカップ３回戦でエバートンと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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