世界最高峰と言われるプレミアリーグへの挑戦は、まずまずのスタートだ。チームは苦しんでいるが、菅原由勢は評価を高めている。

　３試合連続でスタメンに名を連ねている菅原は、前節ブレントフォード戦で終了間際に巧みなシュートで初得点を挙げた。早い時期にゴールを決めたことも好評につながっている。

　サウサンプトンは３試合連続で失点しての３連敗と、出だしでつまずいた。インターナショナルウィーク明けの次節は、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。強豪相手だが、流れを変えたいところだ。当然、菅原もさらなる躍進が期待される。

『FootballFanCast』は９月９日、「わずか600万ポンド（約12億円）でスガワラを獲得したのは、すでにサウサンプトンのヒットに思われる。日本代表はすでに新チームの逸材であることを証明している」と、日本代表DFに賛辞を寄せた。

「ブレントフォード戦では落胆するチームの士気を高めようと終盤に得点をあげた。ここまでチーム唯一のゴールだ。タッチ数100回を記録し、粘り強く生き生きとしたプレーでサポーターに好かれており、その価値がすでに高まっているのも大きな驚きではない」
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　同メディアは『Football Transfers』で菅原の価値が1020万ポンド（約20億4000万円）になっていると紹介。次節の出来次第では、評価がさらにアップするかもしれないと続けている。

「エリク・テン・ハーフ監督率いる『赤い悪魔』を相手に、スガワラが活躍できれば、ファンの新たなお気に入りとしてさらに地位を確かにすることは疑いない」

　日程が過密になっていくなか、菅原はサウサンプトンで好調を続けられるか。プレミアでの１年前にどれだけ躍進できるか、期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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