現地時間９月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第２節で、日本とバーレーンが後者のホームで激突する。前日に会見が開かれ、バーレーン側からはドラガン・タライッチ監督と34歳のベテランMFアブドゥルワッハーブ・アル＝マールードが出席した。

　バーレーンは第１節で難敵オーストラリアを１－０で撃破。中国を７－０で粉砕した日本と同様、非常に勢いに乗っている。中東メディア『Gulf Digital News』によれば、今年２月から率いるクロアチア人指揮官は自信を深めている様子だ。

「選手たちのオーストラリアでの活躍を祝福したい。あの時、我々はベストを尽くした。明日もまた、この瞬間のためにベストを尽くすよ。どんな試合でも勝ちたい。明日はどうなるかはこれから分かる」

　もっとも、森保ジャパンのレベルの高さは十分に理解している。

「明日はとてもハードな試合になるだろう。日本はトップ候補の一角であり、優秀な選手が揃っている。非常にリスペクトしているよ。しかし、私たちは私たちなりの準備をしてきた。我々は精神的に強い。国民、友人、家族、そして王国の前でプレーするのだから、モチベーションは本当に大きくなっている。

　オーストラリアからの長旅は大変だったが、それは（東京からバーレーンに移動した）日本にとっても同じだ。言い訳するつもりはない。最高の準備をし、最高のプレーをするために選手たちと取り組んでいる。私は現実的であり、楽観的でもある。サッカーの監督としては、全ての試合に勝ちたい。日本はオーストラリアと並んでグループで結果を残すのが有力な相手だが、明日は勝つために戦う。ベストを尽くす。その結果、勝点１でも嬉しい」
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　また、アル＝マールードも意気込み十分だ。

「オーストラリアで良い結果を残して以来、準備はとても順調だよ。我々は日本をリスペクトしているし、今は完全に日本戦に集中している。明日は良い結果を出したい。ファンの応援も楽しみにしている。彼らから刺激を受けたい」

　発言を伝えた『Gulf Digital News』は、「アウェーでのオーストラリア戦での勝利からわずか５日後、バーレーンはホームに戻り、世界ランキング18位のもう１つの大陸の巨人と対戦する」「最高のモチベーションで今夜の日本戦に臨む」と記しているが、日本としては出場権を争うライバルの勢いを早々に途絶えさせたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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