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「バトンの受け渡しを高いレベルで実践」東京Vの城福監督が語る“鹿島撃破の要因”。成功体験で備わったものとは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年08月26日

「テクニックを見せるだけでなく…」

全身で喜びを表現する城福監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 2024年8月25日、味の素スタジアムで東京ヴェルディが鹿島アントラーズに2-1と勝利。試合後、東京Vの城福浩監督は勝因を以下のように語った。

「今日は何より先発した選手が出し切って、パトンを受け取ったプレーヤーがさらにチームの推進力を高めてくれた。バトンの受け渡しを高いレベルで実践できました。もちろん2-0で終われたら良かったですし、3点目を奪えるチャンスもありましたが、ヴェルディのあるべき姿を今日は見せることができたと思います」

 確かに、この日の東京Vのパフォーマンスは安定していた。鹿島にやや押し込まれる時間帯がありながらも、焦らず、組織的なサッカーで対抗。奪ったボールを素早く前線に繋いでゴールを目指す意図もはっきりしていて、ファン・サポーターに満足してもらえるようなパフォーマンスを見せていた。

「アンカーやウイングバックを有効に使いながらサッカーを進めていく戦術的な部分は共通認識を持ってできています。今日の2点目に象徴されるように、齋藤功佑が足ではなく身体で行くのが大事。このチームにちょっとしたら一番欠けているもの、頭で行く、身体で行くプレーが改善されてきた。テクニックを見せるだけでなく、バトルのところでしっかりと身体を張るというのが成功体験としてチームに備わってきたような気がします」
 
 リーグ戦で4試合ぶりの勝利だが、城福監督は鹿島戦の前から「チャンスは作れていた」と手応えを掴んでいた。

「我々が足を止めないでどこに入っていくのか、(鹿島戦では)コンマ5秒早く、ボール2個分前にというプレーがゴールにならなかった場面でもあったので、これをやり続けていればネットを揺らせるなと。辛抱強く我々のやり方を貫いたからゴールを奪えたと思います」

 詰めの早さを見せたのが、2点目だろう。森田晃樹のシュートがGKに弾かれると、そのこぼれ球に山見大登が素早く反応して押し込んだ場面である。

 チームパフォーマンスそのものは決して悪くない今季の東京V。鹿島戦のように決めるべきところで決めることができれば、ここから上位に食い込むことも夢ではない。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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