全否定する内容ではなかったが…
2024年8月7日、東京ヴェルディが味の素スタジアムでサンフレッチェ広島に0-1と惜敗。押し込む時間帯もあっただけに、悔しい敗戦だった。
試合後、城福浩監督も悔しさを露にしていた。
「平日のナイター、しかも雷で90分近く中断したなかで応援してくれたファン・サポーターに悔しい想いをさせました。我々らしくボールを持ちながらチャンスを窺いましたが、勝点0なのでやれた感を出すのは悔しいです」
とはいえ、「全てを否定するものでない」との手応えもあった。
「やろうとしていること、やるべきことを選手は出そうとしてくれた。攻撃は最大の防御というなかで、ボールを持って前に進む意識は見せることができた。決めてほしかった場面は前半も後半もあったが、勝点0で終わったので足りないものにフォーカスして次に向かいたい」
試合後、城福浩監督も悔しさを露にしていた。
「平日のナイター、しかも雷で90分近く中断したなかで応援してくれたファン・サポーターに悔しい想いをさせました。我々らしくボールを持ちながらチャンスを窺いましたが、勝点0なのでやれた感を出すのは悔しいです」
とはいえ、「全てを否定するものでない」との手応えもあった。
「やろうとしていること、やるべきことを選手は出そうとしてくれた。攻撃は最大の防御というなかで、ボールを持って前に進む意識は見せることができた。決めてほしかった場面は前半も後半もあったが、勝点0で終わったので足りないものにフォーカスして次に向かいたい」
確かに、全否定する内容ではなかった。チャンスを作れていて、ピンチも少なかった。くさびのパスを入れつつ、そこから丁寧に崩す意図も伝わってきたし、悪くないと。しかし、肝心のゴールが奪えなかった。ここぞという場面で決めた点で、広島のほうが一枚上手だったということだろう。
敗戦の責任は自分にあると、城福監督は言う。
「選手交代に関して、ずっと悩んでいた。少しずつ守備が甘くなっていたが、自分たちがボールを持つ時間も長かった。この流れをわざわざ変えるのか、とコーチ陣とはずっと論議していた。ただ、クロッサーに対して守備のところでアプローチが甘くなっているのは気になっていたので、攻撃の流れよりもそこに蓋をしようとしたところで(コーナーキックからの)失点だった。自分の決断が遅かったと思っている」
ホームでの黒星。これは揺るがない現実である。試合後の円陣で、城福監督は選手たちにこう言ったそうだ。
「(広島に対して)ダブルを食らって、しかもアウェーのサポーターに歌を歌われるのがどれだけ悔しいか、これを聞いておけ!、と。やれたからこそ悔しいのは我々が一番分かっている。結果しかないんだ、と」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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敗戦の責任は自分にあると、城福監督は言う。
「選手交代に関して、ずっと悩んでいた。少しずつ守備が甘くなっていたが、自分たちがボールを持つ時間も長かった。この流れをわざわざ変えるのか、とコーチ陣とはずっと論議していた。ただ、クロッサーに対して守備のところでアプローチが甘くなっているのは気になっていたので、攻撃の流れよりもそこに蓋をしようとしたところで(コーナーキックからの)失点だった。自分の決断が遅かったと思っている」
ホームでの黒星。これは揺るがない現実である。試合後の円陣で、城福監督は選手たちにこう言ったそうだ。
「(広島に対して)ダブルを食らって、しかもアウェーのサポーターに歌を歌われるのがどれだけ悔しいか、これを聞いておけ!、と。やれたからこそ悔しいのは我々が一番分かっている。結果しかないんだ、と」
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