【J2】小野投入でリズム変えた札幌、4戦連続の1-0勝利で暫定首位に!!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月15日

「長いボールが多かったなかで、良い場所に顔を出してボールを多く保持しようと」

72分に投入された小野が札幌のパス回しにリズムを生み出すと、81分にはやはり交代出場の内村がヘディングシュートを決め均衡を破った。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 J2リーグは5月15日、13節の11試合を開催。ケーズデンキスタジアム水戸では、15位の水戸と3位の札幌が激突した。

 立ち上がりから攻勢に出たのはアウェーの札幌だった。U-23代表復帰を狙う荒野や最前線の都倉、ヘイスを中心に水戸ゴールに迫る。ヘイス、都倉がそれぞれ決定的なシュートを放つなど、前半は札幌がゴールの予感を漂わせる。

 後半もチャンスを作り続ける札幌は、60分に内村を投入してさらに攻勢を強めるが、なかなか水戸の堅守をこじ開けきれずにいると、相手のカウンターを受ける場面も。

 すると札幌は72分、やや間延びが目立ち始めた時間帯で小野を投入。「裏を狙うパスばかりだったので、相手ボランチの間だとか、良い場所に顔を出してボール保持の時間を多くしようと思った」と言う小野は、絶妙な位置取りとワンタッチパスで攻撃に小気味いいテンポを加えていく。75分にはバイタルエリア中央でのパス交換から小野が狙い澄ましたミドルを放つが、これはクロスバーを越えてしまう。

 しかし81分、札幌は中盤で浮き球のパスをコントロールした内村が、左サイドの堀米に展開。小野、都倉の動きで水戸DFは完全に引き付けられ、フリーとなった堀米が余裕を持ってクロスを入れると、再びゴール前に顔を出した内村がジャンプヘッドでゴールに流し込んだ。

 先制した札幌は、その後パワープレーに出た水戸の反撃をきっちりと封じる。結局、1-0でアウェーの札幌が勝利し、4連勝を飾った。札幌は安定した守備と後半の勝負強さで、4戦連続で「1-0」での勝利となった。試合終了時点で、札幌は暫定首位に立っている。

 試合後、インタビューに答えた小野は「若手がすごく伸びていて誰が出ても遜色ない。ベンチには豪華なベテランが構えているし、出ている選手たちが思い切りやれている」と、好調の要因を語った。
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