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新天地決定、松木玖生はヨーロッパで成功を掴めるのか。FC東京での2年半から浮かび上がる“飛躍への鍵”

カテゴリ:海外日本人

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年07月31日

Jリーグでのゴール、アシスト数は?

FC東京を経ていよいよ海外チャレンジ。松木は飛躍できるか。写真:サッカーダイジェスト

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 松木玖生の海外移籍が決まった。噂されていたとおり、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに完全移籍したのちトルコ1部リーグのギョズテペSKにレンタルされる。英国の就労ビザ取得の関係で、欧州挑戦1年目の舞台はトルコになったのだ。

 FC東京での2年半を経て、ヨーロッパに新天地を求めた松木。青森山田高などでも注目されていた逸材がいよいよという感じだが、果たしてこの舞台で力を発揮できるのか。

 まず振り返っておきたいのが、FC東京でのプレーぶりだ。高卒ルーキーの2022年シーズンはアルベル監督の下で主に4-3-3システムのインサイドハーフを任され、J1リーグの31試合に出場。走行距離がチーム内1位というデータが物語るとおり、ピッチの広範囲をカバーし、運動量だけでなく身体的な強さも見せつけた。

 ただ、2得点・3アシストとゴールに絡む回数は多くなく、スピードで振り切られる場面も目に付くなど課題はあった。

 
 プロ2年目の2023年シーズンはアルベル監督の下でインサイドハーフ、ピーター・クラモフスキー監督の下でボランチを担当。U-20ワールドカップに参戦するなど代表活動もありJ1リーグは22試合の出場で、1得点・3アシストと高卒ルーキー当時よりゴール数を減らした。

 ボランチを担ったシーズン後半は守備的に振る舞い攻撃参加の回数が減ったからだろう。結果的に、ゴールやアシストを思うように伸ばせなかった。

 そして今季はクラモフスキー監督の下でボランチやトップ下を担う。7月13日のアルビレックス新潟戦までリーグ戦で2得点・4アシストという成績を残している。

 攻撃や守備でスペシャルな部分を出しているわけではなく、総合的に活躍したという印象だが、ネガティブな見方をすれば「これといった強みがない」となる。

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