状態が心配される。

　アーセナルは７月21日、日本代表のDF冨安健洋が膝の故障のため、アメリカへのプレシーズンツアーに参加しないと発表。これまでも何度か怪我に悩まされてきただけに、現地ではファンから失望の声もあがっているなか、韓国メディアも反応した。

『Inter Football』は「また怪我が問題だ。“日本代表”アーセナルのDF、膝の異常→プレシーズンツアー不参加」と見出しを打ち、過去の怪我に触れつつ、「膝に問題が発生したため、プレシーズン期間中は回復に専念するようだ。離脱となれば、アルテタ監督の心配は増える一方だ」と綴る。

『スポーツ傾向』は、冨安は指揮官から高く評価されていると記す一方で、「ただし、彼の耐久性の問題は、今回の負傷で再びアーセナルの悩みの種になりそうだ」と懸念。「プレミアリーグ優勝に挑戦するアーセナルとしては、守備オプションの不足を心配せざるを得ない」と見解を示す。

　同メディアはまた、クラブがボローニャから左SBやCBで計算できるイタリア代表リッカルド・カラフィオーリの獲得に動いていることに言及し、「冨安は怪我のせいで確固たる地位を築けず、この夏、再び危機の時を迎えた」と伝える。
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『ベストイレブン』は「また壊れた。“日本のガラス”プレシーズンを丸ごと吹き飛ばす...アーセナルは泣く」と題した記事で、アメリカCBSスポーツによる「２～３週間欠場すると見られる」との情報を掲載。「実力自体に疑問の余地がない」と、複数ポジションをハイレベルにこなす冨安の能力を認めるが、カラフィオーリ加入なら、このニューカマーが左サイドバックを務めるだろうと予想した。

　シーズン開幕までに冨安は万全の状態に戻せるか。大事に至らないことを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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