夏のマーケットは始まったばかりだ。すでにキリアン・エムバペのレアル・マドリー加入など、一部ビッグネームの移籍が決まっている。これからも大型移籍が実現するかもしれない。

　欧州日本人選手の移籍で言えば、やはり伊藤洋輝のバイエルン加入はビッグニュースだったと言えるだろう。シュツッツガルトからドイツ最大の名門へのステップアップは、日本代表DFのさらなる飛躍につながるか注目だ。

『Sports Mole』は７月９日、新シーズンにインパクトを与えるかもしれない５つの「最も魅力的な移籍」をリストアップ。そのひとりに伊藤を選出している。

　同メディアは「ヴァンサン・コンパニ時代のバイエルン最初の補強となったイトウは、昨季準優勝のシュツッツガルトから加わったクラブ３人目の日本人選手だ」と報じている。

「CBとしても左SBとしてもプレーでき、ドイツの巨人はその信頼性、アグレッシブさ、パス、そしてユーティリティ性に感銘を受けた。昨季はリーグ26試合に出場し、シュツッツガルトがバイエルンに１差の２位となるのに貢献。ファウルはわずか16でイエローカードは１枚、リーグトップ20入りしたパス成功率は90.4％だ」
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　Sports Moleは「３年前に欧州に移籍し、全盛期を迎えている25歳は、これまで代表でも19キャップを記録している」と締めくくった。

「マタイス・デ・リフトが退団に向かっている様子だけに、イトウが輝く機会は遅かれ早かれ訪れるはずだ」

　ブンデスリーガでの復権と欧州での躍進を目指すバイエルンに伊藤はどれほど貢献できるだろうか。なお、同メディアが選んだその他の４選手は以下のとおりだ。

ニコロ・ザニオーロ（ガラタサライ→アタランタ）
マールテン・ファンデフート（ヘンク→RBライプツィヒ）
アレイシ・ガルシア（ジローナ→レバークーゼン）
ミケーレ・ディ・グレゴリオ（モンツァ→ユベントス）

　構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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