• トップ
  • ニュース一覧
  • 「もう辞めてもいいかな」「誹謗中傷が...」天才・小野伸二が20代で“引退を考えた出来事”を衝撃告白「心から楽しめなくなった」

「もう辞めてもいいかな」「誹謗中傷が...」天才・小野伸二が20代で“引退を考えた出来事”を衝撃告白「心から楽しめなくなった」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年06月27日

「追い込まれていた部分があった」

18年前の試合を回想した小野氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 昨シーズン限りでユニホームを脱いだ元日本代表MFの小野伸二氏が、DAZNで6月26日に配信されたドキュメンタリー「SHINJI ONO」で、これまでのキャリアを振り返っている。

 44歳まで現役を続けたファンタジスタは、しかし20代半ばにして引退を考えた時期があったという。

 きっかけは、ジーコジャパンの一員として戦った2006年ドイツ・ワールドカップのオーストラリア戦だった。このグループステージ初戦でベンチスタートだった小野氏は、1-0でリードして迎えた79分に投入される。

 しかし、日本はここから13分間で3失点。手痛い逆転負けを喫した。

 1-3で重要なファーストマッチを落とした日本は、1分け2敗と1勝もできずにグループステージで敗退。大会後、小野氏の元には、心ない声が寄せられたという。

「自分自身も国を背負って戦って行く中で、誹謗中傷じゃないですけど、目の敵じゃないけど、自分自身に多く来ていた。まだ26歳とかの年齢だったので、気持ち的にも堪えていた。もちろんピッチ上の痛手というか、気持ちの面でも落ち込んだ中で、またそういうものでさらに追い込まれていた部分があった。いろいろ考えさせられた」
【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
 精神的に落ち込んでいた“天才”は、その一戦以来、サッカーを楽しめなくなっていたという。

「サッカーを心から楽しめなくなったというか、あの試合の後からそういう時期が続いて。どうしても自分が悪かったというのもそうだし、周りからの批判もそうですし、そういうものを受けすぎてしまって、もう辞めてもいいかなと一時期は思いましたね」

「率直に18年前に戻りたい。変えられるものなら変えたい」と本音をこぼしつつも、「人生の中でいい時ばかりじゃなく、そういうこともあってサッカー選手としてではなく、人間として変われることもたくさんあったと思う。人間として成長を得られた部分もある」と当時を振り返った。

 長いキャリアの中でも、印象的な試合のひとつとなっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「自分が出る必要あるか?」小野伸二が悪夢の06年W杯豪州戦に本音。投入から13分間で3失点「交代からバランスが悪くなった。責任を感じた」

【記事】「上回る人はいない」天才・小野伸二が“最もスゴい”と感じたファンタジスタは?

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
 
【関連記事】
「自分が出る必要あるか?」小野伸二が悪夢の06年W杯豪州戦に本音。投入から13分間で3失点「交代からバランスが悪くなった。責任を感じた」
「上回る人はいない」天才・小野伸二が“最もスゴい”と感じたファンタジスタは?
「面白い。自分にはないものを持っている」天才・小野伸二が“スゴい”と認めた森保ジャパン戦士は?「本当に上手」
「自分なんて超えていた」天才MF小野伸二の“ごく身近にいた”消えた逸材とは? 衝撃の事実にスタジオ騒然!「グレちゃったんですけど...」
「球離れの遅さが気になる」4年前に久保建英をそう評した小野伸二、現在のプレーをどう見る?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ