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ハートの強さも大きな魅力。浦和の武田英寿がチームを救う2ゴール。後半ATにFKで劇的同点弾「キックは自分の武器。自信があった」

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2024年06月23日

投入直後にJ1初ゴールを記録

76分に途中出場した武田。2得点を記録し、試合後にはスタンドから大きな拍手が送られた。(C)SOCCER DIGEST

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 まさに救世主と呼べる活躍だった。

 浦和レッズは6月22日、J1第19節で鹿島アントラーズとホームで対戦。2点を先行される展開も、途中出場の武田英寿の2ゴールで追いつき、2-2で引き分けた。

 4-3-3でスタートした前半は鹿島にペースを握られていたが、相手と同じ4-2-3-1へシフトチェンジした後半は徐々に盛り返す。

 そんななか、76分に投入された武田が、その1分後に結果を残した。右サイド深くでボールを受けた伊藤敦樹のグラウンダーの折り返しを左足で流し込んだ。

 武田は「(伊藤)敦樹君が裏に抜け出した時はいつもマイナスに上げてくれるので、少し遅れたなと思ったけど、信じて走りました」と振り返る。

 これが自身のJ1初ゴールとなったが、「もちろん嬉しかったですが、負けていたので喜ぶ気持ちをグッと抑えて、すぐにボールを取りにいって...」と逆転を目ざした。
【動画】浦和×鹿島のハイライト
 そんな勝利へのこだわりが2点目を呼び込んだ。

 後半アディショナルタイムに得た敵陣左サイドのFKで、キッカーの武田は直接ゴールを狙う。ほとんどの選手がペナルティエリア内のエアバトルに集中していたのだろう。意表を突いた一撃は、ゴールラインの手前でワンバウンドし、ネットを揺らした。

「助走を取った時にキーパーを見たら前に出ているなと。負けていて、あの時間帯だったので狙いました」

 外せばチャンスをフイにするようなシーンでもある。それでも、「キックは自分の武器でもあるし、自信があった」と胸を張った。

 技術の高さもさることながら、終了間際でも勝負できるハートの強さも大きな魅力だ。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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