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上田綺世か、小川航基か。森保Jの絶対的エースの座を懸けて、オランダで研鑽を積む2人の競争が本格化するのは確かだ

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年06月06日

小川がミャンマー戦、上田がシリア戦で先発か

上田(左)と小川(右)。同世代の2人が繰り広げる熾烈な争いに注目だ。写真:元川悦子

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 2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選を視野に入れ、重要な底上げの場となる6月シリーズ。その1戦目となるミャンマー戦が6日夜、ヤンゴンのトゥウンナスタジアムでキックオフされる。

「明日の試合では、試合の途中からでも3バック、4バックを可変して戦えるようにしたい。これまでの活動では、攻撃の部分ではなかなか3バックを使えなかったが、これから先のレベルアップのために、攻撃のオプションとして使っていけるようにしたい」

 森保一監督は前日会見でこう語ったが、今回は基本の4バックでスタートしながらも、状況や時間帯に応じて臨機応変に3バックへシフトさせていく意向。それが可能な陣容をスタメン起用していく構えだ。

 3日の千葉県内での練習を踏まえると、あくまで予想だが、GKは前川黛也(神戸)、4バックは右から相馬勇紀(カーザ・ピア)、谷口彰悟(アル・ラーヤン)、町田浩樹(ユニオンSG)、橋岡大樹(ルートン)、アンカーは守田英正(スポルティング)、インサイドハーフは田中碧(デュッセルドルフ)と旗手怜央(セルティック)、右サイドは堂安律(フライブルク)、左サイドは中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)、1トップは小川航基(NEC)というフレッシュなメンバーを並べるのではないか。
 
 この最終ラインなら、相馬が右の前にスライドして、谷口、町田、橋岡で3バックを形成できるし、堂安も中に絞って旗手とシャドー的な位置でプレーできる。3-4-2-1へのシフトがスムーズにできる構成で、森保監督の意図も具現化させやすいはずだ。

 予想スタメンの数人が入れ替わったとしても、最前線を託されるFWのゴール前での仕事は不変。今回は常連組の浅野拓磨(ボーフム)が選外、前田大然(セルティック)が左サイド要員となっているため、1トップ候補は小川と上田綺世(フェイエノールト)の2人だけだ。現時点では小川がミャンマー戦、上田が11日のシリア戦で先発しそうな雲行きだが、彼らの競争がここから本格化するのは確かだ。

 ご存じの通り、2人は同じ東京五輪世代。10代の頃は小川がファーストチョイスと見られていたが、上田が法政大から鹿島アントラーズ入りした2019年以降に急成長。一気に小川を抜き去り、2022年カタールW杯に参戦。欧州でも実績を築き、昨年から代表のエースFW筆頭に。2023年に7点、24年もここまで4点を叩き出す活躍を見せている。

 一方の小川は、2019年E-1選手権の本戦で代表デビューすると同時にハットトリックを達成。華々しい初陣を飾ったが、そこから4年3か月も日の丸から遠ざかる。久しぶりのA代表復帰戦となった今年3月のアジア2次予選・北朝鮮戦も、81分から10分程度ピッチに立っただけ。本人も不完全燃焼感を色濃くしたに違いない。

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