• トップ
  • ニュース一覧
  • 「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?

「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年04月29日

「拓夢のシュートも嫌です」

GK大迫ならではのエピソードを話してくれた。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「日本代表で国内組と海外組の違いは?」

 サンフレッチェ広島在籍で日本代表の一員でもあるGK大迫敬介とMF川村拓夢に、ダイレクトな質問を投げた。すると、大迫は「僕はシュートを受ける側なので」と断りを入れたうえで独自の見解を示した。

「シュートのパンチ力やスピード、またはキーパーとの駆け引きだったり、そこはレベルが全然違うなと感じますね」

 フィールドプレーヤーの川村はどうか。

「一番感じたのは、ミニゲーム形式の練習で海外組のプレーの質が落ちないところです。3セットぐらいやっても安定感があるというか。僕はどうしても(セットを重ねると運動量などが)落ちてしまう。この差はすごく大きいですね。勉強になるし、そのレベルに到達しないといけないと思いました」
 
 これらの回答を受け、大迫に訊いてみる。「シュートのお話をされていましたが、上田綺世(フェイエノールト)のシュートは次元が違いますか?」と。

「全然違いますね。ボールのスピード+重さが。シュートのスピードが速くても重くない選手もいるんですよ。上田選手はどっちも兼ね備えているので、彼のシュートを手に当ててもボールは後ろに飛んでしまう。あと、身体的に無理がきくんです。腰を捻らないと打てないところで腰をグッと捻ってきたりしますから。スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくるので、本当にキーパーとしては対応が難しいです」

 シュートの速さと重さなら川村も負けていない。実際、大迫もそう評価していた。

「(川村)拓夢のシュートも速くて重いです。上田選手と良い勝負だと思います。ただ、タイプが違いますからね。フォワードの上田選手と中盤の拓夢では。拓夢はミドルが多いですからね。いずれにしても、拓夢のシュートも嫌です」

 GKならではの興味深い視点である。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
【関連記事】
「『お前ら、見てみろ! 触れ!』って言われて…」大迫敬介が日本代表で衝撃を受けた選手とは? 「マジでビビりました」
「いろんな人の想いが詰まっている」『エディオンピースウイング広島』。大迫敬介と川村拓夢が新スタジアムへ抱く“感謝の気持ち”【広島】
「大橋と陸次樹、拓夢にしてもそうだ」広島のスキッベ監督が重視する“万能性”「マコの最初の印象は悪ガキ(笑)」
常識にとらわれず選手からの信頼が厚い彼なら…。森保監督の後任として日本代表でも結果を出せるのではないか 【コラム】
「1失点はある意味仕方ないのでは?」と訊かれて即座に否定した大迫敬介。強いこだわりを生んだ“高校時代の苦い経験”【広島】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ