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「大好きな日本に最後の恩返しを」ジーコら黄金のカルテットとともにW杯を戦った元ブラジル代表主将オスカール・ベルナルジから日本サッカーへのメッセージ

カテゴリ:PR

Jリーグ

2024年04月09日

日本リーグにやってきた元ブラジル代表キャプテン

写真(左):山田真市/アフロ 写真(右):スクデットコンサルティング社提供

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 今年もJリーグが開幕し、週末のスタジアムは熱気で包まれている。遠くブラジルからJリーグを見守るレジェンドがいる。元ブラジル代表のオスカール・ベルナルジだ。50代以上のサッカーファンであれば現役時代のプレーを記憶している人も多いはず。

 W杯史上、最も美しいサッカーを見せたチームとして称されるジーコ、ファルカンら「黄金のカルテッド」が出場した82年大会を含め、W杯に3度出場。ブラジル代表において不動のセンターバックとしてキャプテンもつとめた名手だ。

 ともにW杯を戦い、現在は鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコ氏について「ジーコは私のあとに来日して一番良いところを持っていったね」と笑いながら話す。もちろん友人同士の冗談だが、実際にオスカール氏はジーコ氏よりも早く日本サッカー、特に横浜マリノスの前身となった日産自動車に真のプロフェッショナリズムを植え付けた存在だった。

 当時の日本にプロチームはなく、一部の選手のみがスペシャルライセンスプレーヤーとしてプロ選手と認められていた時代。まさかブラジル代表の主将が加入するなど誰も想像していなかった。

 日本サッカーに慣れる時間は必要だったが、翌シーズンにチームはリーグ戦、カップ戦、天皇杯の3冠を達成。ワールドクラスの選手が見せたプロフェッショナルなプレーはチームに多大な影響を与え、読売クラブなどライバルチームとの力関係にも劇的な変化をもたらした。

 チームの成長を見届ける形でオスカール氏は日本で現役を終えると、そのまま日産自動車の監督に就任。その後は監督としてキャリアを重ね、京都サンガを初のJ1昇格に導き、日本だけでなくサウジアラビアやアメリカのリーグでも実績を残した。

 現在はFIFA公認仲介人として活動しながら、母国ブラジルでサブコート含めてサッカーコート6面、温泉スパやテニスコートなどの娯楽施設も備えた豪華なリゾートホテルを経営している。

 サッカーとの繋がりは今も強く、ブラジル代表チームやコリンチャンスがキャンプ地として使用するだけでなく、ブラジルサッカー協会の研修会場や2014年ブラジルW杯ではコートジボワール代表チームの拠点地にも選ばれたほどの施設だ。

 またサンパウロ州2部に所属するプロチーム「ブラジリスFC」のオーナーでもあり、U-20までの将来有望な選手をあつめて育成する形のチーム経営を行なっている。すでにブラジル国内だけでなく海外で活躍する選手たちも出てきており、Jリーグでも昨年まで鹿島アントラーズに所属していたディエゴ・ピトゥカがブラジリスに在籍した経歴をもつ。

 今回、縁あってオスカール氏から日本のサッカーファンに向けたメッセージが届いた。
 
ー◆ー◆ー◆ー

 日本の皆さん、こんにちは。久しぶりです。

 いまでも日本のことを考えると、とても楽しい思い出とともに懐かしい気持ちがこみ上げてきます。日産の選手として、京都サンガの監督として、私だけでなく妻や子どもたちも日本で素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。

 日産自動車への移籍が決まり、日本へ向かう日のことはよく覚えています。

 実は周囲から日本サッカーに関するあまり良くない話を聞かされていて、日本へ行くことにすごくナーバスになっていました。日本サッカーを知っている関係者、ブラジル人選手からは「日本ではとにかくボールを前に蹴っては走って走りまくる」「プレーと関係のない場面でも常に声を出してプレーする、そうしなくては怒られる」という話を聞いたときはあまりの衝撃で不安になりましたね。

 しかし、いざ日産自動車でプレーをしてみると良い意味で衝撃を受けました。確かにプレーとは関係なさそうな声出しがよく聞こえてきましたが、ただ前に蹴るだけのサッカーではありませんでした。カネダ(=金田喜稔氏)、カズシ(=木村和司氏)、タカシ(=水沼貴史氏)を中心に攻撃的なサッカーをしていて、体格には恵まれていませんでしたが、素晴らしいテクニックをもった選手たちでした。

 私は彼らにプロフェッショナリズムを与えたら絶対にチャンピオンになれるとすぐに確信しました。ディフェンスの選手たちも勤勉さ、真面目さを持っていたのでポジティブな印象を持ったことを覚えています。当時は読売クラブ、ヤマハなどの強いライバルもいましたが、彼らは素晴らしい成長をしてチャンピオンになり、私にとっても素晴らしい思い出です。

 なかでも井原正巳は一緒にプレーをした選手で最も素晴らしかったです。日産だけでなく、横浜マリノス、日本代表のまとめ役となり、主力選手として活躍しました。当時ではワールドクラスの実力を備えた唯一の選手だったと思います。いま井原が柏レイソルの監督になったことは知っています。指導者としても井原に素晴らしい未来と幸運があるように祈っています。
 

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