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【J2採点&寸評】6節・全11カードを現地取材記者が採点|町田と岐阜が4連勝!千葉を下したC大阪が首位に返り咲き

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年04月05日

C大阪×千葉|前半の出来が勝敗の分かれ目に。

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ソウザ(C大阪)

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2ゴールでC大阪を勝利に導いたソウザ(6番)。チームにフィットし、高い位置での仕事が増えてきた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
前半は試合を圧倒的に支配し、千葉を押し込んで、セットプレーから2得点。後半の入りが悪く、1点を返されたが、なんとか踏ん張り、首位に返り咲く。
 
千葉 5.5
前半は全体的に緩さが目立った。後半開始からの2枚の選手交代が生き、早々に1点を返したが、追加点を奪えず惜敗に。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 7
前半はほとんど仕事はなく、後半の失点は致し方なし。その後はピンチでも好セーブを続け、チームに勝利の流れを呼び込んだ。
 
DF
5 田中裕介 6.5
今季初先発は、本職ではないCBで出場。攻撃への躊躇もあったが、守備面では最後まで身体を張り、勝利に貢献した。
 
14 丸橋祐介 6
前半はブルーノ・メネゲウとの左サイドのコンビで相手を完全に封じ込めた。後半は守勢も、タフに戦い、カバーリングでも奮闘。
 
15 松田 陸 6
思い切りのいいオーバーラップで何度もチームを活性化。守備面でも後半の立ち上がりこそ隙を見せたが、その後は根気強く守り抜いた。
 
23 山下達也 6.5
前節からコンディションが改善。本来のアグレッシブなディフェンスでチームを統率。田中とのコンビにも違和感はなかった。
 
MF
6 ソウザ 7
セットプレーからチームを勝利に導く2得点をヘディングで記録。後半は上下動が鈍るも必死に最後までハードワークを続け、球際の強さも光る。
 
10
ブルーノ・メネゲウ 6.5
ドリブルでアクセントをつけ、前半から左サイドを中心に疾走。CKから精度の高いクロスで先制点につなげた。
 
24 山村和也 6.5(90+2分OUT)
試合終盤こそ負傷交代を余儀なくされたが、それまではバランスを取り、アグレッシブな守備も継続。中盤を引き締めた。
 
FW
8 柿谷曜一朗 6.5
厳しいチャージを何度も受け、ファウルを流される場面もありながら、攻撃の起点に。プレスバックも献身的に続けた。
 
9 杉本健勇 6(90分OUT)
柿谷との息のあった連係をこの試合でも披露。中央に入ってポストプレーでも攻撃に関わる。守備では少し後追いになるも、走り抜いた。
 
11 リカルド・サントス 5.5(73分OUT)
前半の決定機をゴールポストに当てて決められず。後半になると運動量が落ち、前線での守備が疎かになった。
 
交代出場
MF
7  関口訓充 6(73分IN)
途中出場からすぐに右サイドを活性化して、チャンスを演出。スプリントを何度も見せて攻守に奮闘。ゴールに向かう積極性を増せば、さらに脅威に。
 
FW
29 澤上竜二 ―(90分IN)
終盤の出場で、前線から追い回し、守備でも奔走。ただ、カウンターの場面でキープか、ゴールにいくか、迷って奪われたところは課題。
 
MF
2 扇原貴宏 ―(90+2分IN)
山村の負傷交代を受けて、終了間際に今季初出場。難しい場面でも巧みなドリブルで相手をかわして時間を作り、好機も演出。見せ場を作る。
 
監督
大熊 清 6.5
前節の悔しい引き分けから、しっかりチームを立て直す。後半の相手の反撃への対応では我慢強く采配。追加点は奪いにいけなかったが、逃げ切りに成功。
 
【千葉|採点・寸評】
GK
23 佐藤優也 6
最初の失点では一度は好守で防ぐも、その頑張りが報われず。ただし、前半の数々のピンチを粘り強くしのいだことが、後半の反撃につながった。
 
DF
27 阿部翔平 5.5
機を見たオーバーラップはなかなか出せず。相手の攻勢への守備対応に追われ、精度の高いクロスは披露できなかった。
 
3 近藤直也 5.5
セットプレー対応では悔いが残ったものの、前半の苦しい展開のなかで、最終ラインをコントロール。流れのなかでは失点を許さず。
 
24 イ・ジュヨン 5.5
ハイボールの競り合いではことごとくリカルド・サントスを上回ってはじき返した。ただ、相手の連動したプレーには振り回された。
 
5 多々良敦斗 5(80分OUT)
前半にオーバーラップからシュートを狙うシーンもあったが、ほとんどは相手の攻撃対応に追われた。後半もパワーを出せる場面はほとんどなかった。
 
MF
10 長澤和輝 6
前半は特に孤軍奮闘。上手く駆け引きしながら活路を開こうとした。後半は左の吉田とともにチームを活性化。
 
22 アランダ 5.5
前半は中途半端なプレーに終始し、中盤を完全に支配された。後半は果敢な動き出しで、早々にアシストも記録。プレーエリアが前目になった。
 
6 山本真希 5(HT OUT)
縦パスの精度を欠き、攻撃のスイッチをなかなか入れることができず。立て直せないまま、負傷により前半のみで交代に。
 
16 小池純輝 4.5(HT OUT)
右サイドからの攻撃は完全に鈍化。脅威をまったくと言っていいほど与えられず、後半から入った吉田との差は鮮明になってしまった。
 
FW
9 エウトン 6
前半はゴール前でも脅威はなく、曖昧な動きも目に付いたが、後半早々に今季初ゴールを決め、チームを一気に蘇らせた。
 
11 船山貴之 5.5
前半はチーム全体が精彩を欠き、本人もそのなかで埋没したが、後半早々に反撃弾のきっかけを作る。相手をかき回そうとする意図は見せた。
 
交代出場
MF
15 富澤清太郎 6(HT IN)
後半からの出場で、チームを前に押し出すべく、はっきりした守備で全体を押し上げる。カウンターのピンチにも的確に対応。
 
FW
18 吉田眞紀人 6(HT IN)
富澤とともに後半からピッチに立つと、推進力あふれる動きでチームを前半から一変させる。45分だけの出場はもったいない。
 
DF
4 北爪健吾 ―(80分IN)
終盤に出場し、後方からのフィードも繰り出すも、精度を欠く。扇原にドリブルでかわされるなど、守備でも存在を示せず。
 
監督
関塚 隆 5.5
前半45分のマネジメントが曖昧になったところがこの試合のすべて。後半に立て直すも、同点、逆転へと持ち込めず。

取材・文:前田敏勝(フリーライター)
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