「決める自信があった」東京V山田楓喜が開幕戦に続くFK弾!「思い切って蹴るだけ」

カテゴリ:Jリーグ

金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

2024年03月16日

「ファウルになった瞬間、蹴ると決めていた」

開幕戦に続くFK弾を決めた山田。写真:福冨倖希

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[J1第4節]東京V 2-2 新潟/3月16日/味の素スタジアム

 3月16日、J1第4節でアルビレックス新潟と対戦した東京ヴェルディは、2-2で引き分けた。

 ここまで1分2敗と未勝利が続いていた東京Vは、この試合も勝利こそならなかったなかで、8分に会場の度肝を抜く鮮やかなFK弾を決めたのが山田楓喜だ。

 敵陣のペナルティアーク手前で染野唯月が倒されてFKを獲得すると、「自分のゾーン」(山田)である距離で、自慢の左足で直接叩き込んだ。
【動画】山田が開幕戦に続く直接FK弾!
「ファウルになった瞬間、蹴ると決めていた」という背番号18は、自身の得点をこう振り返る。

「この距離は自分だったら決める自信があったので、思い切って自信を持って蹴るだけでした」

 4試合で2ゴール。横浜F・マリノスとの開幕戦に続くFK弾となった山田は、キックの感触について「フリーキックの練習ってわけではないですけど、毎日のシュート練習の感覚が残っているので、それをそのままフリーキックでも同じ感覚で蹴るのを続けてきた。動いているボールも止まっているボールも、ああいう球筋は蹴れる自信はあります」と胸を張る。

 22日にマリ、25日にウクライナとの試合を控えるU-23日本代表にも選出されている山田。「自分のような左足を他に持っている人はあまりいないと思う」と自ら語る22歳の左足は、パリ五輪を目ざすチームにおいても武器になるはず。日の丸を背負って、どんな活躍を見せるか注目だ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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