ベルギー１部のヘントが１月15日、MF横田大祐をポーランド１部グールニク・サブジェから獲得したと発表した。2027年までの契約で、背番号は14。昨夏からプレーするDF渡辺剛、横田と同じく今冬に加入したGKシュミット・ダニエルに続き、３人目の日本人選手となる。

　横田は川崎フロンターレのアカデミー出身の23歳。Jリーグを経由せずに海外へ羽ばたいた若きアタッカーだ。ヘントは期待の新戦力の加入をこう伝えている。

「ヨコタは18歳の時に、ドイツのFSVフランクフルトとカール・ツァイス・イエーナのユースでヨーロッパサッカーの第一歩を踏み出した。そして３年前にラトビア１部のヴァルミエラに入団すると、機敏でテクニックに長けたこの日本人は、61試合で８ゴール・12アシストをマークし、大ブレイク。2022年にはラトビア王者となった。

　その活躍が認められ、ポーランドに移籍。今シーズンはリーグ戦18試合に出場し、７ゴールを挙げた。ヘントはダイスケを我々のアレーナに迎えられることを嬉しく思っており、スカウトとスポーティングスタッフはその資質を確信している。ようこそ、ダイスケ」
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　また、横田本人は心強い同胞の先輩２人が在籍する新天地で挑戦を始めるに際し、次のようなメッセージを発信している。

「ヘントと契約できてとても嬉しい。トップクラブで素晴らしいチャンスをしっかり掴みたい。新しいユニホームを着るのが本当に楽しみだ。また、以前所属していたグールニク・サブジェと、そこで素晴らしい時間を過ごさせてもらったサポーターにも感謝したい」

　ドイツの下部から欧州でのキャリアをスタートさせ、着実にステップアップしている横田。現在３位につけるベルギーの強豪でも活躍なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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