「ほぼサイドバックだった」
サウジアラビアのアル・アハリでプレーするロベルト・フィルミーノは、リバプール時代に指揮官へ不満を募らせていたようだ。現地1月15日に英紙『Liverpool Echo』が伝えた。
昨季、8年間所属していたリバプールを退団したフィルミーノは、新天地にサウジアラビアを選択。今季のリーグ戦でここまで17試合に出場し、3ゴールを挙げている。
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そんなフィルミーノは、リバプールに加入した2015年に指揮を執っていたブレンダン・ロジャーズ監督の起用法に、当時は疑問を抱いていたという。記事では、ブラジル代表FWがリバプール時代を回想した著書『SI SENOR』に書かれていることを掲載した。
「当時フォワードでの起用はめったになく、私(フィルミーノ)がプレーしたのは、右のミッドフィルダーだった。マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルとの試合では、攻撃よりも守備に多くの時間を費やしたので、ほぼサイドバックだった。
私はゴール前でインパクトを残すことができていなかった。ロジャーズが私の使い方を分かっていないのは明らかだったよ。プレースタイルを理解していなかったんだと思う」
同年、序盤戦で思うように勝点を積み上げられずに低迷したリバプールは、10月にロジャーズ監督を解任。後釜のユルゲン・クロップ監督によって最前線で起用され始めたフィルミーノは、チームの欠かせないストライカーに成長していった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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