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FA杯でリバプールはアーセナル撃破も…遠藤航不在の影響を英国人記者が指摘「中盤でのエネルギーがまったく感じられない」【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

スティーブ・マッケンジー

2024年01月09日

ボールを奪えず、中央を使われる場面が目立った

FA杯3回戦でリバプールはアーセナルに2-0で勝利した。(C)Getty Images

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 1月7日、ロンドンのエミレーツで開催されたFAカップ3回戦・アーセナル対リバプールを取材した。

 FAカップでの近年の成績は、アーセナルが2019-20シーズン、リバプールが21-22シーズンに優勝を飾っている。両チームとも基本的にはリーグ戦が最優先だが、FAカップも重要な大会であるのは間違いないだろう。

 また、この試合でアーセナルはいつもの赤と白のユニホームではなく、全身白で統一されたキットを着用していた。これは「NO MORE RED」キャンペーンの一環で、ナイフを使った犯罪から若者たちの安全を守る活動を支援する目的だ。

 ちなみに、このユニホームは販売されていないが、代わりのTシャツが購入できるようになっており、その収益は寄付されるようだ。
【動画】ニューカッスル戦でリバプールの追加点に繋がった遠藤航の果敢な守備!
 さて、試合はどうだったか。

 アンフィールドで行なわれたプレミアでのゲームから、わずか2週間での“再戦”。アジアカップやアフリカネーションズカップが1月に開催されるため、リバプールはモハメド・サラーや遠藤航などといったビッグネームが欠場。アーセナルも冨安健洋が不在となった。

 リバプールにとって、ここまでハイパフォーマンスを続け、定位置を確保していた遠藤がいないのは大きな痛手だろう。

 実際にこの試合でも、日本人の不在がかなり影響していた。特に守備においては、中盤でボールを奪えず、中央を使われる場面が目立っていて、エネルギーがまったく感じられなかった。

 結果的に相手のオウンゴールとルイス・ディアスの得点で2-0の勝利を収めることができた。それでも...この先、遠藤の不在が心配になるようなゲームでもあった。

文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)

著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。

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