インターハイ予選の敗退後に戦い方を変更
[高校選手権1回戦]名古屋(愛知)1(4PK2)1 日章学園(宮崎)/12月29日/オリプリ
12月29日、第102回全国高校サッカー選手権は1回戦の15試合を各地で開催。初出場の名古屋(愛知)は、ゼットエーオリプリスタジアムで日章学園(宮崎)と対戦し、1ー1で突入したPK戦の末、PK4-2で勝利を収めた。
1点ビハインドで迎えた前半23分、会場をわかせるプレーを披露。DF月岡陸斗が「愛知県の予選で通用していたので、全国でも通用するかなと楽しみにしてた」というロングスローを放つと、DF足立遼馬が頭で合わせ、同点に追いついたのだ。
脅威のロングスローで同点弾をお膳立てした月岡だが、スローイン以上に守備にこだわりを見せる。
「自分たちもしっかりと準備をして、相手の対策もしてきました。マッチアップの選手が上手くて1対1では止めきれませんでしたが、組織で上手く守れたと思います。ロングスローだけじゃないって証明できたかなと」
【PHOTO】“選手権”から日本代表へ羽ばたいたヒーローたち! 当時の秘蔵ショットで振り返る!
12月29日、第102回全国高校サッカー選手権は1回戦の15試合を各地で開催。初出場の名古屋(愛知)は、ゼットエーオリプリスタジアムで日章学園(宮崎)と対戦し、1ー1で突入したPK戦の末、PK4-2で勝利を収めた。
1点ビハインドで迎えた前半23分、会場をわかせるプレーを披露。DF月岡陸斗が「愛知県の予選で通用していたので、全国でも通用するかなと楽しみにしてた」というロングスローを放つと、DF足立遼馬が頭で合わせ、同点に追いついたのだ。
脅威のロングスローで同点弾をお膳立てした月岡だが、スローイン以上に守備にこだわりを見せる。
「自分たちもしっかりと準備をして、相手の対策もしてきました。マッチアップの選手が上手くて1対1では止めきれませんでしたが、組織で上手く守れたと思います。ロングスローだけじゃないって証明できたかなと」
【PHOTO】“選手権”から日本代表へ羽ばたいたヒーローたち! 当時の秘蔵ショットで振り返る!
守備に力を入れ、とことん“勝ち”にこだわってきた。
「このチームは去年から試合に出てる選手たちも多かったのですが、新人戦は県予選で1回戦で負け。インターハイ予選も3回戦で敗れ、このままでは選手権もという状況でした。以前はポゼッションを志向していた時期もありましたが、そこで、選手が負けたくない、勝ちにこだわろうと、我々スタッフと一致団結して、この形に変更しました」(山田武久監督)。
日章学園戦では、同点に追いついてからもハイプレスを仕掛けた一方で、「立ち上がりは前から行こうと話し合っていましたが、後半、相手の焦りが出てくれば、前がかりに来るのも想定していました」(月岡)と相手がシステムを変え、攻勢に出てきた後半はリトリートを選択した。
1対1で突破されそうになっても、2人目、3人目が次々とカバーに入るなど連動して守る。押し込まれながらも後半は相手のシュートを0本に抑えてみせた。
選手たち自身が選んだスタイルで手にした選手権初勝利は、大きな自信となるだろう。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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「このチームは去年から試合に出てる選手たちも多かったのですが、新人戦は県予選で1回戦で負け。インターハイ予選も3回戦で敗れ、このままでは選手権もという状況でした。以前はポゼッションを志向していた時期もありましたが、そこで、選手が負けたくない、勝ちにこだわろうと、我々スタッフと一致団結して、この形に変更しました」(山田武久監督)。
日章学園戦では、同点に追いついてからもハイプレスを仕掛けた一方で、「立ち上がりは前から行こうと話し合っていましたが、後半、相手の焦りが出てくれば、前がかりに来るのも想定していました」(月岡)と相手がシステムを変え、攻勢に出てきた後半はリトリートを選択した。
1対1で突破されそうになっても、2人目、3人目が次々とカバーに入るなど連動して守る。押し込まれながらも後半は相手のシュートを0本に抑えてみせた。
選手たち自身が選んだスタイルで手にした選手権初勝利は、大きな自信となるだろう。
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