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「よそ者みたいになる」なぜ鎌田大地はイタリアで苦悩しているのか。小野伸二が見解「ピッチの中だけじゃ難しい」「大事なのは…」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年12月27日

「サッカーはもちろん絶対大丈夫」

鎌田(右)の現状について言及した小野(左)。写真:永島裕基、(C)Getty Images

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 契約満了となったフランクフルトを退団し、セリエAの名門ラツィオに籍を移した鎌田大地はここまで本領を発揮できず。満足な出場機会を得られていない。

 そんな27歳のMFについて言及したのが、日本代表の偉大な先達である小野伸二だ。ゲスト出演したDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、内田氏から「我慢ですか?」と問われると、こう答えている。

「本人はフランクフルトであれだけ実績を残して、自信を持ってラツィオに行っているわけですけど、その国の文化もあると思うので。元々いる選手は、いる選手をすごく大事にするのがチームなので、後から来ると、ちょっとよそ者みたいになると思うんで。それをどうやって上手くコミュニケーションを取りながら、人間として付き合っていく(かが重要)」

 海外でも活躍した天才MFは「サッカーはもちろん絶対大丈夫だと思うんで、そういう仲の問題はピッチの中だけじゃ難しいと思うので、オフとかオフ・ザ・ピッチに時にいかにそういった選手たちとコミュニケーションを図るかが、これからすごく大事になるんじゃないかな」と見解を示した。

【動画】またしてもイタリア代表MFからパスをもらえなかった鎌田。ゴール後も喜ばず

 日本以外ではオランダ、ドイツ、オーストラリアでプレーした名手は、「どの国にもそこの文化があるなと感じる。でも根本的に大事なのは人と人なので、そういう繋がりをいかに大事にするかで信頼感を得られる。それがピッチに中に表現されていくと思う。プレー(が通用するの)は間違いないんで」と強調した。

 プレー自体は間違いなく通用する。問題はコミュニケーションの部分にある。百戦錬磨のファンタジスタはそう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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