「プレーの幅は間違いなく広がっている」(伊藤)
12月23日、STVVはシャルルロワを1-0で下し、4日後のスタンダール戦を残してベルギーリーグ8位で年内を終えることになった。トルステン・フィンク監督は「クラブの規模を考えると、とても信じられない順位だ」と言って喜ぶ。
アカデミー勢は今季のSTVVのトレードマーク。シャルルロワ戦では5人が育成出身者だ。そのうち3人が3バックを組んでクリーンシートに貢献し、FWステウカースが決勝ゴールを決めた。日本人選手はGK鈴木彩艶、DF橋岡大樹、MF伊藤涼太郎が先発し、試合終盤はクローザーとしてMF藤田譲瑠チマ、山本理仁が投入された。
地元リンブルフと、エキゾチックな日本のエッセンスがほど良くブレンドされたチームは、ポゼッションで守備の不安をカモフラージュし、見事にクリーンシートを達成した。
伊藤がフィンク率いるSTVVのポゼッションの中心だ。本人曰く「縦関係のボランチ」。中盤でアンカーのデロージュより前にポジションを取りながら、DFラインの脇にまで降りてポゼッションの出発点になる。攻撃に転じるとシュートを撃てるポジションに姿を表す。
開幕前、「新加入の日本人選手たちはまずヨーロッパの環境に慣れる必要があるから、徐々に使っていく」と言明したフィンク監督にとって、伊藤はGK鈴木とともに例外として扱われている。
「開幕からずっと、自分たちはポゼッションサッカーをしてきて 少しずつ精度が上がってきたと思います。でも、ただ回すだけじゃなくて、やっぱりもっともっとゴール取らないといけないですし、 毎試合複数得点を取れるようなチームになりたい」
アカデミー勢は今季のSTVVのトレードマーク。シャルルロワ戦では5人が育成出身者だ。そのうち3人が3バックを組んでクリーンシートに貢献し、FWステウカースが決勝ゴールを決めた。日本人選手はGK鈴木彩艶、DF橋岡大樹、MF伊藤涼太郎が先発し、試合終盤はクローザーとしてMF藤田譲瑠チマ、山本理仁が投入された。
地元リンブルフと、エキゾチックな日本のエッセンスがほど良くブレンドされたチームは、ポゼッションで守備の不安をカモフラージュし、見事にクリーンシートを達成した。
伊藤がフィンク率いるSTVVのポゼッションの中心だ。本人曰く「縦関係のボランチ」。中盤でアンカーのデロージュより前にポジションを取りながら、DFラインの脇にまで降りてポゼッションの出発点になる。攻撃に転じるとシュートを撃てるポジションに姿を表す。
開幕前、「新加入の日本人選手たちはまずヨーロッパの環境に慣れる必要があるから、徐々に使っていく」と言明したフィンク監督にとって、伊藤はGK鈴木とともに例外として扱われている。
「開幕からずっと、自分たちはポゼッションサッカーをしてきて 少しずつ精度が上がってきたと思います。でも、ただ回すだけじゃなくて、やっぱりもっともっとゴール取らないといけないですし、 毎試合複数得点を取れるようなチームになりたい」
シャルルロワのシュート4本に対して、ポゼッション65.5%のSTVVは16本のシュートを撃って攻め立てたものの1点に終わった。「今季のSTVVは見ていて楽しい」とベルギー国内で高い評価を受けているが、得点力不足の課題は顕著だ。伊藤も2ゴール・1アシストと思うようなスタッツを残せていない。
しかし、今の伊藤はフィンク監督の命により、トップ下からDFラインの脇へ、トップ下から敵のゴール前へ、ピッチの至る所に顔を出すMFとして新境地を開いている最中。ゴールから遠い位置でプレーすることも多い。
「プレーの幅は間違いなく広がっている。日本にいる時よりたくさん走っていて(走行)距離も出ています。もっともっとプレーの幅は出ると思います」
そして「バイタルのところでもっと磨きをかけたい」と誓った。
【PHOTO】2024年元日開催のタイ戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
しかし、今の伊藤はフィンク監督の命により、トップ下からDFラインの脇へ、トップ下から敵のゴール前へ、ピッチの至る所に顔を出すMFとして新境地を開いている最中。ゴールから遠い位置でプレーすることも多い。
「プレーの幅は間違いなく広がっている。日本にいる時よりたくさん走っていて(走行)距離も出ています。もっともっとプレーの幅は出ると思います」
そして「バイタルのところでもっと磨きをかけたい」と誓った。
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