今年も残すところ１か月を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は元日本代表の城彰二が、当時高校生だったストライカーを絶賛した記事を紹介する。

記事初掲載：2023年１月２日

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　圧巻のゴールを絶賛した。

　12月28日に開幕した第101回全国高校サッカー選手権は、12月31日に２回戦が行われた。

　１月１日の深夜に放送された「第101回全国高校サッカー選手権 凛美の高校サッカー魂」の中で、元日本代表FWの城彰二氏が「２回戦のベストゴール」に選んだのが、神村学園（鹿児島）のスーパー高校生ストライカー、福田師王の一撃だ。

　ブンデスリーガの名門ボルシアMGへの入団が決まっている大器は、山梨学院戦（３－２）の前半38分、縦パスを受けると、背負っていた相手DFを反転して振り切り、ペナルティエリア内まで一気に持ち込んで左足を一閃。鮮やかにネットを揺らしてみせた。
【動画】「次元が違う」と城彰二が絶賛！ ２回戦のベストゴールに選出した神村学園FW福田師王の衝撃ドリブル弾

　このゴールについて、「彼は次元が違う」と切り出した城氏は、反転した場面を「通常だとバランス崩す。体幹が強いのでボールをキープできる」と賞賛。こう賛辞を続けている。

「追ってくるディフェンダーを左腕でブロックして来させないようにして、間合いを空けている。見えないところのすごさ。日本代表に入ってもいいんじゃないのっていうぐらい」

　1998年のフランス・ワールドカップに出場した名ストライカーから見ても、この福田は規格外のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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