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いよいよ天皇杯決勝。柏のキーマン2人が語る川崎攻略の鍵は?「受け身になると苦しい展開になる」

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年12月06日

「柏のストロングポイントである…」

川崎との対戦経験から攻略の鍵を語ってくれた古賀(左)と松本。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

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 2023年12月9日、いよいよ天皇杯決勝が国立競技場で開催される。柏レイソルのGK松本健太とDF古賀太陽は対戦相手の川崎フロンターレについて、それぞれ次のような印象を抱いている。

【動画】古賀&松本の特別対談(後編)

「今年はリーグ戦の順位こそ良くないですが、対戦して感じたのは単純に上手いです。特に攻撃力、前線の個はすごく高いので、受け身になると苦しい試合展開になると思います」(松本)

「リーグ戦でのホームゲームは10人になった川崎に点を取られているし、攻撃力はリーグでトップクラス。自分たちがどう守っていくか、失点しない時間帯を長くしているのが重要。あれだけタイトルを獲得していて、国立でのファイナルもなれている部分があると思うので、受け身にならないことが大事」(古賀)  

 今季リーグ戦ではアウェーで0-2、ホームでは1-1と柏は川崎に勝ててない。その経験を踏まえてのふたりの回答から判断すれば、川崎攻略の鍵はやはり「受け身にならないこと」だ。松本は言う。  

 「相手がボールを握っても焦れずに粘り強い守備をできるかは重要。そうした守備から良い攻撃に持ち込めれば、柏のストロングポイントであるカウンターも出せると思うので、我慢強く守って自分たちのペースに持ち込みたいです」
 
 残念ながらDF犬飼智也は今季浦和で天皇杯に出場しているので決勝戦にも出られない。この犬飼の欠場について、古賀はこう話している。

「後半戦、ワンくん(犬飼)にだいぶ助けられました。まあ、代わりに誰が出てもチームとしてやるべきことは変わりません。練習の時から共通意識を持ってやっているので、大きな心配はしていません。

ワンくんがピッチでリーダーリップを持って発言したりとか、そういう行動を見ているので、決勝では自分が細かいところにいち早く気づいて周りとコミュニケーションを取ることは意識したいと思います」

 粘り強い守備を実践するうえで、松本と古賀は間違いなくキーマンになる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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