Jリーグは12月２日、国立競技場でJ１昇格プレーオフ決勝を開催。東京ヴェルディ対清水エスパルスが対戦し、１－１でドロー決着も、年間順位のアドバンテージで東京Vが16年ぶりのJ１復帰を決めた。
前半は０－０。お互いに好機を作りながらも、フィニッシュであと一歩及ばず、スコアボードを動かせなかった。
引き分けなら、レギュレーションにより年間順位が上位の東京VがJ１昇格となる（東京Vは３位、清水は４位）。迎えた後半、勝利が絶対条件の清水は、まずは先制点が欲しいところだが、東京Vの堅牢な守備をなかなか切り崩せない。
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60分過ぎ、均衡が崩れる
一方の東京Vは、組織的かつ強度の高いディフェンスをベースに、奪ったボールをスピーディに前に運び、チャンスにつなげていく。
一進一退の攻防が続くなか、61分、東京Vの森田晃樹がボックス内でハンドの反則を取られPKの判定。これをチアゴ・サンタナが確実に沈め、清水が先制する。
ビハインドの東京Vは、さらに攻勢を強めて反撃に出る。丁寧にボールをつなぎながら、攻撃の糸口を探る。だが、粘り強く守る相手の牙城を崩せない。
それでも90＋４分、染野が敵陣ボックス内で倒されて、東京VがPKを獲得。染野がこれを成功。土壇場で追いついた東京Vが、歓喜の瞬間を迎えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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一進一退の攻防が続くなか、61分、東京Vの森田晃樹がボックス内でハンドの反則を取られPKの判定。これをチアゴ・サンタナが確実に沈め、清水が先制する。
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