前半はストレスが溜まる展開だった
2023年11月12日、東京Vが大宮とのアウェーゲームに臨んだ。他会場の結果次第(水戸対清水、栃木対磐田)でJ1昇格が見えてくる試合で、アウェーチームは4-4-2システムを採用。同じフォーメーションの大宮にミラーゲームを挑む形になった。
立ち上がりから攻めの意識は感じられるも、崩しの局面でのパスミスが目立って好機を作れない。なかなかリズムを掴めない中で14分に決定機を与えるなど、やや不安定なゲーム運びだった。
そんな展開の中で2トップの一角を任された染野が奮闘。23分に際どいへディグシュートを放つと、その1分後にはペナルティエリアの手前で相手のファウルを誘うが、その働きも試合の流れを大きく変えるまでの効果はなかった。
ボールを保持する時間帯がありながらもペースを握れない。大宮のタイトな守備に手を焼いた前半は、東京Vのファン・サポーターにとってストレスが溜まる展開だったのではないか。
0-0で迎えた後半も最初の時間帯は効果的なパスが繋がらない。ボランチの一角でキャプテンの森田が中盤の底からボールを動かそうとしても、パスコースがかなり限定され…。敵の守備網を切り裂くような縦パスは皆無だった。
立ち上がりから攻めの意識は感じられるも、崩しの局面でのパスミスが目立って好機を作れない。なかなかリズムを掴めない中で14分に決定機を与えるなど、やや不安定なゲーム運びだった。
そんな展開の中で2トップの一角を任された染野が奮闘。23分に際どいへディグシュートを放つと、その1分後にはペナルティエリアの手前で相手のファウルを誘うが、その働きも試合の流れを大きく変えるまでの効果はなかった。
ボールを保持する時間帯がありながらもペースを握れない。大宮のタイトな守備に手を焼いた前半は、東京Vのファン・サポーターにとってストレスが溜まる展開だったのではないか。
0-0で迎えた後半も最初の時間帯は効果的なパスが繋がらない。ボランチの一角でキャプテンの森田が中盤の底からボールを動かそうとしても、パスコースがかなり限定され…。敵の守備網を切り裂くような縦パスは皆無だった。
しかし、59分、CBの林と左サイドハーフの加藤に代えてそれぞれ平と綱島を投入すると、63分、速攻から森田の折り返しに反応した綱島が待望の先制ゴール。後半に初めて訪れた決定機をモノにした。
今季の東京Vは守備が堅く、この試合でも崩される気配はほとんどない。それだけに、先制点の持つ意味は大きかった。
リードしてゆとりが出たのか、テンポよく縦パスが入るようになると、78分にリズミカルな攻撃から最後は中原の個人技で追加点。なんとも言えなく美しい一撃で、東京Vは2−0とリードを広げた。
残念ながら自動昇格は叶わなかったが(東京Vは3位)、前半の劣勢をはねのけて掴んだ勝利は昇格プレーオフに向けて追い風になるはずだ。実際、森田はこう言っていた。
「3位になれたアドバンテージは大きい」
ちなみに、東京Vは昇格プレーオフ1回戦で千葉と戦う。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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リードしてゆとりが出たのか、テンポよく縦パスが入るようになると、78分にリズミカルな攻撃から最後は中原の個人技で追加点。なんとも言えなく美しい一撃で、東京Vは2−0とリードを広げた。
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