「勝利への執念は大事」
世代別代表に選ばれている三戸舜介と小見洋太。クラブとはまた違ったステージで、ふたりは貴重な経験を積んでいる。U-22日本代表の一員として10月のアメリカ遠征に参戦した三戸は言う。
「対戦相手は海外の選手で、チームメイトには海外でやっているプレーヤーもいるので、いろんな刺激をもらえます。学ぶことも多くて、海外に行きたい気持ちが強くなって、クラブに戻って来ますね」
一方で、今年のアジア大会に出場した小見の感覚は次のようなものだった。
「(先のアジア大会は)日本のクラブでやっているだけでは分からないことを教えてもらった遠征で、大きな刺激になりました」
アジア大会と言えば、何かと話題になったのが北朝鮮との準々決勝だ。激しいプレーはもちろん、審判への抗議などがクローズアップされ、とにかく荒れた試合展開だった。そんなゲームを、小見はこう振り返る。
「サッカーに関していえば、北朝鮮には上手さや強さがありました。正直、そのあたりは日本を上回っていたかなと。見ていて、すごく良いチームだなと思いました」
「対戦相手は海外の選手で、チームメイトには海外でやっているプレーヤーもいるので、いろんな刺激をもらえます。学ぶことも多くて、海外に行きたい気持ちが強くなって、クラブに戻って来ますね」
一方で、今年のアジア大会に出場した小見の感覚は次のようなものだった。
「(先のアジア大会は)日本のクラブでやっているだけでは分からないことを教えてもらった遠征で、大きな刺激になりました」
アジア大会と言えば、何かと話題になったのが北朝鮮との準々決勝だ。激しいプレーはもちろん、審判への抗議などがクローズアップされ、とにかく荒れた試合展開だった。そんなゲームを、小見はこう振り返る。
「サッカーに関していえば、北朝鮮には上手さや強さがありました。正直、そのあたりは日本を上回っていたかなと。見ていて、すごく良いチームだなと思いました」
ただ、「それ以外のところは…。日本ではあそこまでやらない」とも小見は話す。相手のラフプレーについて、アジア大会に参加していない三戸も「酷かったですね。本当に怪我をするんじゃないかってくらい」と“視聴者”として素直な心境を口にした。そうした行為を含め、小見は「勝ちへのこだわり」と解釈していた。
「そこまでの姿勢は今までに見たことがないレベル。限度はありますが、勝利への執念は大事だなと感じました」
日本が苦しみながらも2-1と勝利した北朝鮮戦で、小見は掛け替えのない経験をしたと言えるだろうか。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「そこまでの姿勢は今までに見たことがないレベル。限度はありますが、勝利への執念は大事だなと感じました」
日本が苦しみながらも2-1と勝利した北朝鮮戦で、小見は掛け替えのない経験をしたと言えるだろうか。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)