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「聴力を取り戻す努力を」ケインも驚愕!ガラタサライとの一戦で直面した“音”という困難「信じられないくらいだった」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2023年10月25日

「これこそがサッカーだよ」

CLでは2試合ぶりの今季2点目を決めたケイン。(C)Getty Images

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 現地10月24日、バイエルンはチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で、トルコのガラタサライと対戦。敵地で3-1の勝利を収めた。

 今夏のバイエルン加入後、公式戦11試合で10ゴールを決めているハリー・ケインが、この一戦でも違いを作り出した。1-1で迎えた73分、ボックス内でジャマル・ムシアラからのパスに踵を合わせる。このヒールシュートは相手守備者に阻まれたが、こぼれ球をみずからねじ込んで決勝点を挙げた。

 その6分後には「お返し」と言わんばかりに、ムシアラのダメ押しゴールをアシスト。1ゴール・1アシストと目に見える結果を残し、勝利の立役者となった。

【動画】1ゴール・1アシストと輝いたケイン
 まさに新エースに相応しい活躍を見せたケインだが、このアウェーゲームで「信じられないような」ことがあったという。トルコ紙『Fanatik』が本人の言葉を伝えた。

「試合が終わったいま、聴力を取り戻す努力をしているよ。信じられないくらい(の大声援)だった。ガラタサライのファン、もちろんアウェーに駆け付けたバイエルンのファンもね。これこそがサッカーだよ。難しい雰囲気の中でも成功を収めないといけない」

 バイエルン公式サイトによると、この試合中に記録した最大音量は132デシベル。これは飛行機のエンジン音を間近で耳にするより大きいそうで、聴覚機能に障害を起こすリスクを孕んでいるという。

 文字通りの困難を乗り越えたバイエルンは、無傷の3連勝でグループAの首位をキープ。現地11月8日のガラタサライ戦(ホーム)で勝利すれば、2試合を残してのラウンド・オブ16進出が決定する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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