サッカーダイジェストWebが、ワールドサッカーダイジェスト編集部を直撃！

　サッカーと雑誌作りに情熱を傾ける編集部を定期訪問して、世界のサッカーの最新事情からワールドサッカーダイジェスト最新号の内容まで、根掘り葉掘り聞き出します。

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――『ワールドサッカーダイジェスト』の最新号はチャンピオンズ・リーグの特集です。２月16日にノックアウト・ラウンドがスタートするわけですが、１回戦からビッグマッチが目白押しですね。

編集長：いきなりメガクラブ同士の潰し合いがいくつも見られます。アーセナル対バルセロナ、パリ・サンジェルマン対チェルシー、それにユベントス対バイエルン。ローマ対レアル・マドリーも注目カードのひとつです。

――このラウンドで当たってしまうのが勿体ない好カードばかりですね。雑誌のなかでは、いま挙がった４試合を「４大カード」と銘打って深く掘り下げています。

編集長：イタリアの専門家に戦術解説をお願いしました。各チームの攻撃、守備の基本的なメカニズムだけでなく、対戦相手の攻略法も示してもらっています。戦術解説以外にも、勝敗を左右しそうなマッチアップ、過去の因縁、それぞれのチームの現況なども盛り込んでいます。

――４試合の中でとくに注目なのは？

編集長：ん～、ひとつに絞るのは難しいですね。見逃せないビッグマッチばかりですから。

――では、優勝候補はズバリどこでしょう？

編集長：最右翼はやはりバルサですかね。ただバイエルン、それにジダン政権発足を機に調子が上向いているマドリーもほとんど差がないと思います。現時点ではこの３チームが３強と言えるでしょう。

――バルサは連覇に挑むわけですが、名称がチャンピオンズ・リーグに変わってからはタイトルを防衛したチームはありませんよね。

リーガ担当：バルサにとっては嫌なデータです。選手たちは気にしてないでしょうが、連覇がとても難しいのは間違いありません。いきなり難敵（アーセナル）とぶつかりますし。

プレミアリーグ担当：対照的に組み合わせに恵まれたのがマンチェスター・シティです。ディナモ・キエフは侮れないチームですが、他のメガクラブと比較すれば楽な相手を引き当てました。クラブ史上初のベスト８入りはもちろん、もっと上も狙えるチームです。優勝だってなくはないと思います。

――パリ・サンジェルマンを優勝候補に推す声もありますよね？

リーグ・アン担当：タレントのレベルはどのチームにも負けていませんし、チャンスはあると思います。今号で「ノックアウト・ラウンドの見どころ解説」をお願いしたポッター記者も、注目チームとして挙げています。

――今回の特集では今シーズンの話題にとどまらず、チャンピオンズ・リーグの歴史も扱っています。

編集長：チャンピオンズ・カップからチャンピオンズ・リーグに名称が変更になったのが1992－93シーズン。そのシーズンから昨シーズンまでの23年間をクラブごとに振り返り、名勝負／名シーンのベスト３を選びました。今回のノックアウト・ラウンドに出ていないマンチェスター・ユナイテッドやミラノ勢（ミランとインテル）も扱っています。こちらもぜひご覧ください。



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