９月16日に開催されたプレミアリーグ第５節で、ブライトンはマンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。三笘薫は５試合連続で先発し、いつも通り左サイドハーフに入った。

　立ち上がりから、ハイインテンシティかつスピーディーな展開が続くなか、ブライトンは20分に幸先よく先制点をゲット。アディングラが鋭いクロスを送り込むと、ニアに飛び込んだララーナが巧みなスルー、待ち構えていたウェルベックが流し込んだ。

　39分には三笘が上手く抜け出し、得意の右アウトサイドで中央へパスを送るが、得点には繋がらない。

　そのわずか１分後、ラッシュフォードの縦への仕掛けから、初先発のホイルンドに押し込まれる。しかし、VARチェックの末、ラッシュフォードがパスを出した位置がわずかにゴールラインを割っていたとして、取り消しに。“三笘の１ミリ”のようにインプレーにはならず、難を逃れる。
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　１－0で折り返すと、49分に三笘がまたアウトサイドでラストパスを出すが、GKオナナに先に触られ、惜しくも追加点には繋がらない。

　それでも53分、グロスが三笘にサイドチェンジを出した後、ランプティを挟んでペナルティエリア内でリターンパスを受けると、冷静にディフェンスをかわしてゴール。リードを２点に広げる。

　64分には、ウェルベックとララーナのベテランコンビを下げ、ジョアン・ペドロとアンス・ファティを送り込む。バルセロナからレンタルで加入した後者は、プレミアリーグデビューとなった。

　すると71分、再びランプティのアシストで、入ったばかりのペドロが３点目を奪う。

　ただ、直後の73分に初出場のハンニバルにミドルシュートを叩き込まれ、１点を返される。

　迎えた79分には、いつもに比べて存在感が薄めの三笘に決定機に到来。スルーパスに反応してペナルティエリア内に侵入するが、シュート前のラストパスがやや大きくなった分、フィニッシュが窮屈になり、オナナに阻まれる。

　その後、今度はファティがビッグチャンスを迎えるも決めきれず、このまま３－１でタイムアップ。ブライトンが昨シーズンの開幕戦に続き、夢の劇場で難敵を破り、開幕５戦で４勝目を挙げた。

　なお、三笘は３試合連続でフル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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