今季からラツィオに加入した鎌田大地は8月20日、セリエA開幕戦のレッチェ戦で先発出場し、55分までプレーした。現地メディアからは、厳しい声も寄せられている。
加入からあまり日が経っておらず、マウリツィオ・サッリ監督がコンディション面で万全ではないと認めていた鎌田。指揮官の戦術を理解する難易度が高いこともあり、ベンチスタートが有力視されていたが、ふたを開けてみればスタメンに名を連ねた。
ラツィオは前半にチーロ・インモービレのゴールで先制したものの、鎌田らの交代後に迎えた終盤、85分、87分と立て続けの失点で1-2と逆転負け。格下相手に手痛い黒星発進となっている。
『EUROSPORT』は採点記事で鎌田に及第点の6点をつけ、「すぐ先発した唯一の新戦力、大きな期待が寄せられた。チームとのオートマティズムはまだこれからだが、いずれにしても自分らしさを見せた。素晴らしいクオリティを持っているが、改善の余地が大きいのは見てのとおりだ」と評した。
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