鮮烈なるゴラッソへの反響がやまない。

　現地８月19日、プレミアリーグ第２節でブライトンは敵地に乗り込んでウォルバーハンプトンと対戦し、４－１の快勝を収めた。その15分、ゴールラッシュの口火を切ったのが、左サイドハーフで先発した三笘薫だ。
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　左サイドでボールを受けると次から次へとマーカーをかわして、最後は右足で正確にフィニッシュ。４人の守備者を無力化するスーパーゴールを決め込み、敵地のサポーターを戦慄させた。さらに三笘はチームの２点目をアシストして１Ｇ１Ａの大活躍。開幕戦のルートン戦でも１アシストをマークして勝利に貢献しており、コンディションの良さを窺わせる。

　対戦相手だったウォルバーハンプトンには韓国代表FWファン・ヒチャンが籍を置いており、やはり韓国でも大注目の一戦だった。大手通信社『聯合ニュース』は「三笘が驚異の“幻想突破”でゴールを決めるなどワンマンショーを披露した。ヒチャンも途中出場から１ゴールを決めたがこの日の主役は三笘。まるで赤兎馬のように駆け抜け、ＤＦたちは競り合うことさえ許されずに剝がされた」と称え、「好調ブライトンの中心軸に居座っている」と続けた。
 

　さらに専門メディア『FourFourTwo』韓国版も手放しで褒めちぎる。「２試合で８ゴールを挙げているブライトンの急先鋒が三笘だ。カイセドとマク・アリステルの退団などどこ吹く風とばかりに、デ・ゼルビ監督は強力なチーム力を維持している。そのなかで三笘の果たす役割は大きい」と評し、「三笘はドリブル力、スピード、ボディバランス、ゴールメイク能力のすべてが際立っていた。どこか“トリッキーなドリブラー”の域を出ない印象だったが、いよいよ本格的なストライカーとして覚醒しつつあるようだ」と分析している。

　開幕２連勝で暫定首位に立ったブライトン。第３節は現地８月26日、ホームにウェストハムを迎えて行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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