第一印象に好感
リーグ3連敗中と苦しむ川崎にとって、カンフル剤となり得る世界を知るストライカーだ。
8月20日、加入が決まっていた38歳の元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスの入団会見が等々力陸上競技場で行なわれた。
印象的だったのはその誠実な人柄、そして川崎、日本サッカーへのリスペクトだ。
「川崎フロンターレも今こそ思うような順位にいません。ただ本当に良い選手が揃っています。怪我を抱えた選手が多かったり、不運があったり、なかなか良い順位につながっていませんが、自信を取り戻すためにこのタイミングで自分の経験を伝える、そして強い川崎フロンターレを後半戦取り戻すキッカケになる素晴らしいタイミングになるだろうと信じてここに来ました」
チームの現状を鑑みながら自らの役割を語り、そしてこんなメッセージも送る。
「川崎が素晴らしいクラブだというのは言うまでもありません。しっかりしたフィロソフィーを持っています。
強調して言いたいのは、川崎がプレッシャーのなかで戦っているということです。強いクラブとして勝って当然と、周りからは見られるかもしれません。そのプレッシャーのなかでやることが、自分自身、また中の我々を大きくするチャンスだと思います」
8月20日、加入が決まっていた38歳の元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスの入団会見が等々力陸上競技場で行なわれた。
印象的だったのはその誠実な人柄、そして川崎、日本サッカーへのリスペクトだ。
「川崎フロンターレも今こそ思うような順位にいません。ただ本当に良い選手が揃っています。怪我を抱えた選手が多かったり、不運があったり、なかなか良い順位につながっていませんが、自信を取り戻すためにこのタイミングで自分の経験を伝える、そして強い川崎フロンターレを後半戦取り戻すキッカケになる素晴らしいタイミングになるだろうと信じてここに来ました」
チームの現状を鑑みながら自らの役割を語り、そしてこんなメッセージも送る。
「川崎が素晴らしいクラブだというのは言うまでもありません。しっかりしたフィロソフィーを持っています。
強調して言いたいのは、川崎がプレッシャーのなかで戦っているということです。強いクラブとして勝って当然と、周りからは見られるかもしれません。そのプレッシャーのなかでやることが、自分自身、また中の我々を大きくするチャンスだと思います」
38歳という年齢も、川崎入団の背景として何度も口をついたのが成長という言葉だ。
「日本、川崎に決めた理由は、しっかりしたプロジェクトを持っていたこと。そこで自分も成長していけるなと強く感じたからです。サウジやトルコでもプレーしましたが、サウジではそれなりの歴史を作ってきて、トロフィーも得てきました。ガラタサライ、トルコでも同じです。
そこでは積み重ねてきたものがありましたが、新たな環境で挑戦するチャンスだという気持ちが大きくなりました。サッカーを続けるうえでは、お金のためだけでなく自分がどれだけ成長していけるかが大事だと思います。
ヨーロッパで長くやってきましたが、また自分が成長していけるチャンスだと代理人と話しました。そして代理人を通して日本、川崎に対するポジティブな情報を得ることができました。
かつてサンテティエンヌでプレーしていた松井大輔選手がいましたが、当時、ヨーロッパで活躍する日本人選手が多くないなかで、非常に彼からも良い印象を受けました。それは酒井宏樹選手も同じです。礼儀正しく日本人の方々に良い印象を持っていましたし、日本の文化を学びたいという気持ちもあります」
そしてこうアピールする。
「私は“ザ・ライオン”という通称のもとでプレーしていますが、それは強いからではなく、私は戦う男だからと自負しています。朝起きるとゴールを決めるぞという気持ちでいますし、トロフィーをしっかり取るんだという気持ちを毎日、頭に刻んでいます。その強い思いを全面に出して戦うからこそ、このライオンという通称があると思っています」
クラブ関係者によると、サポーターと接する際には、一人ひとりにしっかり対応し、常に相手のことを思いやる人柄だという。川崎のお決まりの無茶ぶりにも笑顔で応じているようだ。
それは会見でひとつの質問に時間をかけて答える姿、そしてその後に行なわれた約1000人が集まったウェルカムセレモニーでも感じられるものだった。
会見後には記者団に改めて感謝のメッセージも送っている。
真摯で誠実。彼の第一印象に好感を持った人は多いだろう。もっともコンディションはまだ100パーセントとは言えず、38歳の元フランス代表FWがピッチ上でどんなパフォーマンスを見せてくれるかは未知数だ。
ピッチ上、そしてピッチ外でもチームのカンフル剤となるのか。今後の影響力を楽しみにしたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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「日本、川崎に決めた理由は、しっかりしたプロジェクトを持っていたこと。そこで自分も成長していけるなと強く感じたからです。サウジやトルコでもプレーしましたが、サウジではそれなりの歴史を作ってきて、トロフィーも得てきました。ガラタサライ、トルコでも同じです。
そこでは積み重ねてきたものがありましたが、新たな環境で挑戦するチャンスだという気持ちが大きくなりました。サッカーを続けるうえでは、お金のためだけでなく自分がどれだけ成長していけるかが大事だと思います。
ヨーロッパで長くやってきましたが、また自分が成長していけるチャンスだと代理人と話しました。そして代理人を通して日本、川崎に対するポジティブな情報を得ることができました。
かつてサンテティエンヌでプレーしていた松井大輔選手がいましたが、当時、ヨーロッパで活躍する日本人選手が多くないなかで、非常に彼からも良い印象を受けました。それは酒井宏樹選手も同じです。礼儀正しく日本人の方々に良い印象を持っていましたし、日本の文化を学びたいという気持ちもあります」
そしてこうアピールする。
「私は“ザ・ライオン”という通称のもとでプレーしていますが、それは強いからではなく、私は戦う男だからと自負しています。朝起きるとゴールを決めるぞという気持ちでいますし、トロフィーをしっかり取るんだという気持ちを毎日、頭に刻んでいます。その強い思いを全面に出して戦うからこそ、このライオンという通称があると思っています」
クラブ関係者によると、サポーターと接する際には、一人ひとりにしっかり対応し、常に相手のことを思いやる人柄だという。川崎のお決まりの無茶ぶりにも笑顔で応じているようだ。
それは会見でひとつの質問に時間をかけて答える姿、そしてその後に行なわれた約1000人が集まったウェルカムセレモニーでも感じられるものだった。
会見後には記者団に改めて感謝のメッセージも送っている。
真摯で誠実。彼の第一印象に好感を持った人は多いだろう。もっともコンディションはまだ100パーセントとは言えず、38歳の元フランス代表FWがピッチ上でどんなパフォーマンスを見せてくれるかは未知数だ。
ピッチ上、そしてピッチ外でもチームのカンフル剤となるのか。今後の影響力を楽しみにしたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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