現地時間１月22日、森岡亮太のヴィッセル神戸からスラスク・ヴロツワフ（ポーランド・１部リーグ）への移籍が正式発表された。
 
　今冬のヨーロッパ挑戦を目指していた森岡は、６シーズンを過ごし、年俸アップも提示してくれたヴィッセル神戸の慰留を固辞。さらに柏レイソルや川崎フロンターレから届いたオファーにも断りを入れた。
 
　そして、セルビア、ルーマニア、スペイン２部などのクラブから興味を示される中、もっとも熱心に誘ってくれたスラスク・ヴロツワフへの移籍を決意。メディカルチェックを受けた後、２年半契約にサインした。
 
　いきなり背番号10を与えられた事実が物語る通り、期待されるのは攻撃の中心としての役割だ。今シーズンはここまで21試合で21得点と貧打に泣き、16チーム中14位に沈むチームの起爆剤になれるか。持ち前の創造性を活かしたい。
 
　日本代表はハビエル・アギーレ前監督時代の2014年９月５日にデビューを飾るも、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任後は一度も招集されていないが、ヨーロッパで結果を残せば復帰も視野に入るだろう。勝負の挑戦となる。
 
　現在はウィンターブレイク中のポーランド・１部リーグは、２月13日に再開。スラスク・ヴロツワフはホームでヴィスワ・クラクフと対戦する。森岡の欧州デビューに期待が掛かる。

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