開幕から２戦連続で先発から外れたセルティックの旗手怜央だが、クラブと新契約に向けた交渉を始めたとも言われている。だが、場合によってはシーズン中の放出もあるとの声も上がった。

　ブレンダン・ロジャース監督の下でスタメンの座を失いつつある旗手。ただ地元紙『Daily Record』は先日、セルティックが旗手をリエル・アバダとの新契約交渉を始めたと伝えている。

　セルティック専門サイト『Celts Are Here』によると、ロジャースは「（旗手とアバダは）ともに才能ある選手たちで、我々が望んでいることにしっかり関わる」と話した。

「契約はあと３年。代理人たちがクラブと話すはずだ」

　しかし、宿敵レンジャーズのOBクリス・ボイドは、『The Scottish Sun』のコラムで「ハタテはロジャースを煩わせることを何かしたのかもしれない」と、指揮官の怒りを買ったのではないかと推測している。

「ドレッシングルーム内で姿勢の問題があったのだろう。あるいは就任した当初にごう慢さがあったのかもしれない。なんであれ、ポジションを失った理由を説明する何かがあるのは明確だ」

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　そのうえで、ボイドは新契約交渉について「どうなるか、興味深い。ここまではハタテが退団に向かっていることを示す兆しばかりだからだ」と話した。

「ハタテの仕事ぶりが問題ということはないはずだ。試合後のウォームダウンのランニングで、試合中の大半の選手よりも走っているからだ。だが、彼のボディランゲージが昨季から変わっているのは誰にも分かるとおりで、それが裏で何かを引き起こしているなら、セルティックは取り除いたほうが良いだろう」

「アバディーン戦でふくらはぎを痛めたことで、今市場での移籍はなくなるかもしれない。だが、彼がすぐに新契約にサインしないなら、１月に売却されるのではないだろうか」

　先発外に負傷と、難しいシーズンスタートになった旗手の今季はどうなるのか。進展に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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