マンチェスター・シティのロドリが、現地時間８月16日に行なわれる、ヨーロッパリーグ王者セビージャとのUEFAスーパーカップを前に会見に出席した。地元メディア『Manchester Evening News』が伝えている。

　現在27歳のスペイン代表MFは、ビジャレアルとアトレティコ・マドリーを経て、2019年にシティに加入。以降、主役として活躍を続け、昨シーズンはチャンピオンズリーグ決勝で値千金の決勝点を叩き込むなどし、３冠達成に大きく貢献した。

　振り返れば、宿敵マンチェスター・ユナイテッドも1998-99シーズンに３冠を達成したが、その後のスーパーカップではラツィオに０－１で敗れた。その事実を伝えられると、ロドリは「それがモチベーションになっているかは分からない」と伝えたうえで、さらなるタイトル獲得への意欲をこう示した。

「今年はいくつかの記録を破れる。どのタイトルも重要だ。このスーパーカップは選手として初めてのトロフィーだったから、優勝がどれだけ大変か分かっている。シティを再びヨーロッパの地図に載せるチャンスがまた巡ってきた」
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　また、ラ・リーガとプレミアリーグの比較を求められた際には、次のように答えた。

「準備は難しいし、フットボールの文化も違う。違うリーグに入れば選手も変わる。僕は世界最高の２つのリーグでプレーした。両方でとても楽しんでいる。プレミアリーグのレベルはすごいけど、どちらか１つは選べないよ。ヨーロッパリーグではセビージャが（準々決勝で）ユナイテッドを破って優勝した。どこが勝ってもベストだ。今日はシティとセビージャがベストだよ」

　アトレティコ時代に自身初タイトルを獲得した大会で、ロドリは再び輝きを放てるか。かつてのユナイテッドを超える、３冠プラスアルファに期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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