「最後のオフサイドがなくても...」
ノーゴール判定は妥当だったのか。
DAZNが配信する『Jリーグジャッジリプレイ』の最新回で、8月6日に行なわれたJ1第22節・京都対柏(0-1)の得点取り消しとなった判定が取り上げられた。
53分、京都の決定機で、味方のシュートのこぼれ球にペナルティエリア内でMF谷内田哲平が反応。ダイレクトでシュートを放つと、ふわりと浮いたボールがゴール左のネットを揺らし、見事なゴラッソで一度は京都の得点となる。
しかし、ここでVARが介入し、ハンドとオフサイドの可能性でチェックが入った。リプレーで見ると、谷内田がボールを蹴った瞬間、オフサイドポジションにいたFW山﨑凌吾が、ゴール前でシュートをセーブしようとした柏のDF片山瑛一と接触。主審は映像を確認したうえで、オフサイドとジャッジ。ゴールを取り消した。
【動画】谷内田の得点取り消しシーン
DAZNが配信する『Jリーグジャッジリプレイ』の最新回で、8月6日に行なわれたJ1第22節・京都対柏(0-1)の得点取り消しとなった判定が取り上げられた。
53分、京都の決定機で、味方のシュートのこぼれ球にペナルティエリア内でMF谷内田哲平が反応。ダイレクトでシュートを放つと、ふわりと浮いたボールがゴール左のネットを揺らし、見事なゴラッソで一度は京都の得点となる。
しかし、ここでVARが介入し、ハンドとオフサイドの可能性でチェックが入った。リプレーで見ると、谷内田がボールを蹴った瞬間、オフサイドポジションにいたFW山﨑凌吾が、ゴール前でシュートをセーブしようとした柏のDF片山瑛一と接触。主審は映像を確認したうえで、オフサイドとジャッジ。ゴールを取り消した。
【動画】谷内田の得点取り消しシーン
ゲスト解説で出演した元国際審判員の家本政明氏は、「その前の攻撃の起点となったスローインで、京都の選手の手に当たっているようなシーンがある。もし、最後のオフサイドがなくても、ここに戻ってきてVARがレフェリーに見せる可能性は十分にある。ただ、ゴールに直結するところで、明らかにオフサイドの反則が成立するようなシーンがあったので、そこを優先的に見せたというシーン」と説明した。
そのうえで、結果的にゴールが取り消しとなったオフサイド判定は妥当か。家本氏は競技規則にあるオフサイドの反則(自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える。または、相手競技者がボールをプレーする可能性に影響を与えるような行動を取る)を解説し、次のように語った。
「妨害をどう理解するかだけど、もう少し柔らかく言うと、邪魔をしたかがポイントになる。明らかにコンタクトがあると人間ってそっちに意識がいって、結果的にはプレーは差し支えないようには見えます、僕も。でもやっぱりゴールに影響を与えるような明らかな行動があったのは確かなので、これはオフサイドの反則が成立したと競技規則上は言えるシーンだと思います」
また家本氏は、相手DFと接触する前、山﨑がゴールの中にいたことに触れ、「山﨑選手はゴールの中でジッとしていれば、干渉とかいろんなものが消えるから、そこで良かったのに」と動かなければ、オフサイドにならなかったかもしれないとの持論も展開した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「レッドが出てもおかしくない」新潟DFの“踏みつけ”イエロー判定に元日本代表DFが見解「避けれないシーンではない」
「ドイツならイエローかな」川崎MFの一発退場に日本代表・遠藤航が見解! 家本元審判員は主審の態度に「そんなに怒らなくても」
「友だちじゃないんだから!」ラモス瑠偉が選手と主審の“スキンシップ”に不満!「なんで触るの? 勘弁してくれ」
そのうえで、結果的にゴールが取り消しとなったオフサイド判定は妥当か。家本氏は競技規則にあるオフサイドの反則(自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える。または、相手競技者がボールをプレーする可能性に影響を与えるような行動を取る)を解説し、次のように語った。
「妨害をどう理解するかだけど、もう少し柔らかく言うと、邪魔をしたかがポイントになる。明らかにコンタクトがあると人間ってそっちに意識がいって、結果的にはプレーは差し支えないようには見えます、僕も。でもやっぱりゴールに影響を与えるような明らかな行動があったのは確かなので、これはオフサイドの反則が成立したと競技規則上は言えるシーンだと思います」
また家本氏は、相手DFと接触する前、山﨑がゴールの中にいたことに触れ、「山﨑選手はゴールの中でジッとしていれば、干渉とかいろんなものが消えるから、そこで良かったのに」と動かなければ、オフサイドにならなかったかもしれないとの持論も展開した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「レッドが出てもおかしくない」新潟DFの“踏みつけ”イエロー判定に元日本代表DFが見解「避けれないシーンではない」
「ドイツならイエローかな」川崎MFの一発退場に日本代表・遠藤航が見解! 家本元審判員は主審の態度に「そんなに怒らなくても」
「友だちじゃないんだから!」ラモス瑠偉が選手と主審の“スキンシップ”に不満!「なんで触るの? 勘弁してくれ」