「100パーセント、レッドカードとは思いません」
DAZNが配信する『Jリーグ ジャッジリプレイ』に、元国際審判員の家本政明氏と深野悦子氏、日本代表でドイツのシュツットガルトでプレーする遠藤航が出演。6月24日に行なわれたJ1第18節・浦和対川崎の小塚和季の一発退場について、議論を交わした。
問題のシーンは78分、パスをカットした浦和のDFアレクサンダー・ショルツに対し、川崎のMF小塚和季がスライディング。相手の足の甲を踏むような形でタックルにいっており、主審は小塚にレッドカードを提示した。
ゲストで出演した遠藤は、「現地で観戦していたんですけど、上から見てるとレッドは厳しいかなと。イエローでもおかしくないかなと思うんですけど、これが(小塚の足が)膝に入っていたらレッドだと思う。ドイツでもこういうのはあるけど、ドイツならイエローかなぐらいな感じ」との見解を示した。
問題のシーンは78分、パスをカットした浦和のDFアレクサンダー・ショルツに対し、川崎のMF小塚和季がスライディング。相手の足の甲を踏むような形でタックルにいっており、主審は小塚にレッドカードを提示した。
ゲストで出演した遠藤は、「現地で観戦していたんですけど、上から見てるとレッドは厳しいかなと。イエローでもおかしくないかなと思うんですけど、これが(小塚の足が)膝に入っていたらレッドだと思う。ドイツでもこういうのはあるけど、ドイツならイエローかなぐらいな感じ」との見解を示した。
また家本氏は、「100パーセント、レッドカードとは思いません」としたうえで、こう解説した。
「コンタクトをした瞬間、膝も曲がっているので、すぐに足が弾かれて離れている。助走の距離やスピードはあるんですけど、十分に退場と言えるほどの力が加わってはいない。ただ、レッドカードという判断が大きく間違っているとは思いません」
続けて、レッドカードを提示した直後の主審の態度にも着目。小塚に対し、激高しているように見えるレフェリーの姿に家本氏は、「そんなに怒らなくてもというか。最近の傾向として、すごく感情的というか、それを出すレフェリーが増えてきた。感情を出すことが悪いとは思いませんが…」と語った。
これには深野氏も、「これがもしイエローカードでこういう怒り方をしたら、『それはもう止めてくれ』という意思表示だなと思ったので納得できる。でもレッドカードを出して怒りの表現だったので、少しアンバランスさは感じました」との考えを述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】小塚の一発レッドシーン
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「コンタクトをした瞬間、膝も曲がっているので、すぐに足が弾かれて離れている。助走の距離やスピードはあるんですけど、十分に退場と言えるほどの力が加わってはいない。ただ、レッドカードという判断が大きく間違っているとは思いません」
続けて、レッドカードを提示した直後の主審の態度にも着目。小塚に対し、激高しているように見えるレフェリーの姿に家本氏は、「そんなに怒らなくてもというか。最近の傾向として、すごく感情的というか、それを出すレフェリーが増えてきた。感情を出すことが悪いとは思いませんが…」と語った。
これには深野氏も、「これがもしイエローカードでこういう怒り方をしたら、『それはもう止めてくれ』という意思表示だなと思ったので納得できる。でもレッドカードを出して怒りの表現だったので、少しアンバランスさは感じました」との考えを述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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