開幕当初は苦戦も
[J1第22節]川崎 3-4 G大阪/8月6日/等々力陸上競技場
川崎との打ち合いを見事に制してみせた。
相手のミスもついて3-1で試合を折り返すと、後半は川崎の反撃にあって3-3に追いつかれる。それでも後半アディショナルタイム、CKからダワンが決勝ヘッド。劇的な勝利に等々力に駆けつけたサポーターも大いに沸いた。
ダニエル・ポヤトス監督はこう振り返る。
「本当に美しいゲームだったんじゃないかなと思います。ガンバとしては非常にいい進め方ができたなかで試合を折り返して、後半は少しコントロールができなかったというところがあったんですが、フロンターレさんがしっかりとボールを持てるチームということは自分自身理解していましたし、そういった展開になるということも予測ができていました。
その中で自分たちは自信を持って最後までしっかりと戦うことができましたし、選手がそれを証明してくれたお陰で、最後の時間帯でCKからゴールを獲ることができたと思っています。
そういったところで今回に関しては本当に最後の最後で、自分たちに良い運が転がったと思いますが、シーズン当初は逆に自分たちの簡単なミスでポイントを落としたりということが続いていた中で、今日はしっかりと選手が最後まで頑張ってくれたと思います」
川崎との打ち合いを見事に制してみせた。
相手のミスもついて3-1で試合を折り返すと、後半は川崎の反撃にあって3-3に追いつかれる。それでも後半アディショナルタイム、CKからダワンが決勝ヘッド。劇的な勝利に等々力に駆けつけたサポーターも大いに沸いた。
ダニエル・ポヤトス監督はこう振り返る。
「本当に美しいゲームだったんじゃないかなと思います。ガンバとしては非常にいい進め方ができたなかで試合を折り返して、後半は少しコントロールができなかったというところがあったんですが、フロンターレさんがしっかりとボールを持てるチームということは自分自身理解していましたし、そういった展開になるということも予測ができていました。
その中で自分たちは自信を持って最後までしっかりと戦うことができましたし、選手がそれを証明してくれたお陰で、最後の時間帯でCKからゴールを獲ることができたと思っています。
そういったところで今回に関しては本当に最後の最後で、自分たちに良い運が転がったと思いますが、シーズン当初は逆に自分たちの簡単なミスでポイントを落としたりということが続いていた中で、今日はしっかりと選手が最後まで頑張ってくれたと思います」
ポヤトス体制となった今季、リーグ開幕6戦で未勝利(3分3敗)と苦しい船出になった。それでも4-3-3を基盤に丁寧にボールをつなぐサッカーは、アンカーのネタ・ラヴィ、CFのイッサム・ジェバリら新助っ人の特長も引き出しながら軌道に乗ってきた印象だ。
確かに川崎戦の失点場面を見る限りでは、守備面の強度、組織作りは、もう少し向上させたいところだろう。もっとも、取られれば取り返す攻撃面が特長の“ガンバスタイル”が蘇ってきたようにも映る。
殊勲のダワンはメンタル面の変化を好調の要因に挙げた。
「リーグのスタートはチームとしてなかなか結果を出すことはできませんでしたが、チームとしてサッカーがおかしかったとは自分たちでは思っておらず、そこはメンタルの部分もあるのかなと感じていました。
ある程度チャンスを作れているサッカーをできていたのですが、ゲームのスタートで失点をしてしまう。失点をしてからの自分たちが同点、逆転に持っていけないメンタルの弱さというのは影響したと思います。
でもここ最近はメンタルの強さもできてきて、ミスを減らすこともでき、こういう結果につながっていると思います」
加入2年目のダワンは「(今日は)限界に近い形で非常に苦しかったですが、日々のトレーニングで出し切って身体を作ったところと、食事のコントロールだったりコンディションを上げる方法をこういう状況のためにやっていました」と、日本の酷暑でも奮闘できている背景を、日々の取り組みの成果として説明する。
ダワンのように真摯に取り組み、中盤で働ける選手の存在は大きいはずで、さらに川崎戦ではベンチに食野亮太郎、宇佐美貴史、鈴木武蔵らが並ぶなど切り札も控えさせていたと言えるのだろう。
今後、G大阪の勢いは続くのか。興味深いサッカーをしているだけに、楽しみである。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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確かに川崎戦の失点場面を見る限りでは、守備面の強度、組織作りは、もう少し向上させたいところだろう。もっとも、取られれば取り返す攻撃面が特長の“ガンバスタイル”が蘇ってきたようにも映る。
殊勲のダワンはメンタル面の変化を好調の要因に挙げた。
「リーグのスタートはチームとしてなかなか結果を出すことはできませんでしたが、チームとしてサッカーがおかしかったとは自分たちでは思っておらず、そこはメンタルの部分もあるのかなと感じていました。
ある程度チャンスを作れているサッカーをできていたのですが、ゲームのスタートで失点をしてしまう。失点をしてからの自分たちが同点、逆転に持っていけないメンタルの弱さというのは影響したと思います。
でもここ最近はメンタルの強さもできてきて、ミスを減らすこともでき、こういう結果につながっていると思います」
加入2年目のダワンは「(今日は)限界に近い形で非常に苦しかったですが、日々のトレーニングで出し切って身体を作ったところと、食事のコントロールだったりコンディションを上げる方法をこういう状況のためにやっていました」と、日本の酷暑でも奮闘できている背景を、日々の取り組みの成果として説明する。
ダワンのように真摯に取り組み、中盤で働ける選手の存在は大きいはずで、さらに川崎戦ではベンチに食野亮太郎、宇佐美貴史、鈴木武蔵らが並ぶなど切り札も控えさせていたと言えるのだろう。
今後、G大阪の勢いは続くのか。興味深いサッカーをしているだけに、楽しみである。
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